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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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  • AT Lady!

    岡野剛

    ブラッディ・ミサが活用されていれば
    2024年4月8日
    その頭脳となったポンポコニウム以外にも新素材を集めて作られ、オートマティックレディ6人の技能を併せ持つ究極の殺し屋(ヒットロイド)ロボット33号、ブラッディ・ミサは早目に登場すれば、連載は長く続いたのでは?
    読み切り(88年の週刊少年ジャンプAutumn Specialに掲載)でのブラッディ・ミサは夢中になった春田警部(経緯は連載でも同じ)に愛した相手には何でもできると言って四十八手は皆プログラミングされており、目合おうとして一緒になろうと言った。連載ではブラッディ・ミサは騎乗位でも対面座位でも春田警部に選ばせようとし、話を出していた彼もブラッディ・ミサに惹かれていくまでが描かれれば、人気が出たと思
    う。
    それはそうとロボットが分泌できるかも気になる(できれば、それも究極たる所以)。
    7号と決着をつけようとした時も6人の技能の半分しか披露しなかったブラッディ・ミサだが(5号の武器のアタッチメント機能は7号を甚振るコマで使っていた可能性あり)、使いこなす様子(それで春田警部を虜にしようとする)も描いてほしかったところ。
    2号のスーパーコンピューター、6号の鑑識器材を悪のヒットロイドがどう使うかも気になる。前者はブラッディ・ミサは春田警部と御所車をする時に彼の好みの回転速度を導き出すのに使おうとしていたのかもしれない。
  • 藤子・F・不二雄大全集 大長編ドラえもん

    藤子・F・不二雄

    いずれも傑作、できれば
    2023年5月28日
    リメイクに耐えうる、不朽の名作揃い。
    執筆背景の冷戦が終結し、鬼角弾が問題とされる「海底鬼岩城」もコラムニストにして漫画原作者の稲田豊史の言う“(しずかの持つ)バギーの螺子に感動した世代”(直撃)としてはハードルを越えてリメイクしてほしい。鬼角弾はなくしてポセイドンはバトルフィッシュと鉄騎隊を世界中に放つことにして… ポセイドンはSFにありがちな融通のきかないコンピューターのままでいい。
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  • 100億の男

    国友やすゆき

    押しは
    2023年5月27日
    富沢琢矢が主人公でビジネススクールでかつてない成績を収めて愛は不要と唾棄するまでも描かれてもう一人の主人公と云える久我山沙貴、その成績を塗り替え「新・東洋の奇跡」と言われた楊美娟、本作では平凡さがいい広瀬和美、情報通のクラブのママのりさ子、海千山千の森下圭、ライター稼業一筋の美村奈緒子、自身はビジネスに明るくなく夫の株を持ち続けた篠田冴子、開発チーフとしては優秀でもメンタルの弱いレイチェル・ヘイズワード、冷徹な速見香織などが彩る本作、中でも屈折した社長令嬢、前島マリエが好き。
    前島マリエはゆくゆくは大企業(気軽に軍資金にあてるため持ち出した金は3千万)を継ぐ身でありながら琢矢に「私、まだ女子大生よ。ビジネスの話なんかできなるわけないじゃない」と言ったが、もう女子大生、全てに通じねばならない筈。好きでない相手とお見合いさせることにしていた母が性に合わない大学の学部に入れたとも考えられる。学業に身が入らず、真鍋政一のゲームに嵌ったのは想像に難くない。琢矢を巻き込んで謝る殊勝さを見せて馬鹿なゲームにのめり込んだのを悔いる前島マリエだが、土地を沙貴に売ったのを母に知られると琢矢のせいにする狡猾さも有する。図に当たると、当初の計画通り前島マリエは高飛びを謀った。
    母への反感を乗り越えて(株式会社マエジマを切り盛りする)母譲りの才覚を発揮した前島マリエが「経済界の若きプリンセス」として世間の耳目を集める展開(沙貴が雑誌で紹介されると琢矢は提灯記事と思ったが、前島マリエは本当に)が見たかった。
    真鍋と他のゲームの参加者、お見合いすることになっていた相手(母はマエジマ以上の大企業の跡取りと娘の政略結婚を考えていたと思われる)を従えて琢矢が天善(沙貴の父)を失脚させる上での懐刀となった前島マリエも見たかった。
    前島マリエが沙貴や楊を越える“経済界の若きプリンセス”“超スーパーレディ”として活躍すれば、星を5つにしていたところ。
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