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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • イエスかノーか半分か 番外篇

    一穂ミチ/竹美家らら

    記憶を消して……
    2025年1月29日
    良い作品に出会った時に「記憶を消してもう一度読みたい」と思うことがあります。
    もう一度あの作品をまっさらな状態で読み、再度同じ気持ちになりたいと思うことがあります。
    しかしこの作品を読んだ時、私は上記のように思えませんでした。
    ただ、「記憶を消して、なにも知らなかった頃に戻りたい」と思いました。
    私が上手く処理できる作品ではないからです。そして、これを知ってしまったら他を知れなくなってしまうと感じたからです。
    案の定、読んでから5ヶ月が経過した今も囚われています。

    特に私が理想的だと感じ、常に考えてしまうのは「横顔と虹彩」「恋敵と虹彩」のふたりです。
    もちろん、スピン元も、「ふさいで」「つないで」も面白く読み応えがありました。
    ですが私が感銘を受けたのは虹彩のふたりでした。

    横顔と虹彩は本当に質の良い恋愛小説だと思います。
    お互いが惹かれていく過程がすごく丁寧です。スピン元のような作り込みの凄みを残しつつ、ストーリーの面白さに負けない萌えがありました。
    お仕事BLの最高峰と呼ばれているシリーズですが、個人的には虹彩が1番お仕事と恋愛の割合が丁度良いと感じました。
    また虹彩の深が本当に優しく、お仕事に一生懸命なため、私も仕事に前向きになれました。
    私も竜起に影響を受け、なにかしなくては と思わされました。

    現在落ち着いてレビューを綴れていることすら奇跡のように思います。そのくらい人生に縛りができます。囚われてしまいます。
    こんなに常に考えドキドキする毎日は辛く、やはり知らなかった頃に戻りたいと思ってしまいます
    私と同じ気持ちになってほしい、みなさん読んでください
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  • 帳と針【電子単行本】

    DAO通信

    無二の雰囲気
    ネタバレ
    2024年6月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ このような独特の世界観を描ける漫画家さんって凄いですよね。
    少し不安になるような、先の見えない作品でしたね。
    その不安を誘う作風と、線の細い綺麗な絵とで、すごく色っぽかったです。
    あとワイシャツのボタンとボタンの間から指入れる描写が好きすぎて頭抱えました。

    最後どうなるんだろう とハラハラしながら読んでいたのですが、結末としては両思いでしたね
    攻めは執着心がとても強いタイプで、受けは自分の執着心に応えてくれる相手を求めていたという感じでしょうか
    結果どちらも強く求め合っていたということで、良い感じにエンド。
    しかしまぁ…これ、続編欲しいですね…この2人がそれなりにイチャ…としているシーンがもっと欲しい……足りない…読み足りないです…そんな作品でした