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今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから

    白川蟻ん/六つ花えいこ/秋鹿ユギリ

    繊細
    ネタバレ
    2024年11月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 広告から無料分を読み切り、思わず続きを購入してしまいました。
    主要キャラも、現時点ではちょい役のキャラもすごく魅力があり、どのシーンもじっくり読みたくなる。絵が上手いし、ギャグ場面のはさみ方が自然で、場面転換がドラマチックでぐいぐい引き込まれていきます。
    恋愛の心理描写が繊細で、ギャグへのオンオフが自然で、何においてもとても丁寧に作られている作品だなと感じます。
    キャラクターのデザインがどの子も素晴らしい!ヴィンセントは正に王子様。昔のレオナルドディカプリオみたい。もう本当に美しい花のような王子様。
    表情の付け方も本当に丁寧で繊細。描き込まれているけどしつこくなく、美しい。顔にかかる毛先にもこだわりを感じます。どのコマも、人物が小さくなっても、デフォルメでも丁寧に描かれているので、そのこだわりと労力を尊敬します。
    詳しくはないですが、人体の描き方に違和感がないので、なんか捻れてるな…とか、顔崩れてるな…とか集中力を欠かれることも無く、気持ちよくお話と絵を楽しめます。

    5巻ははアズラクとヤナのお話がメイン。一国の姫と護衛の叶わぬ(すれ違った)恋に、自ら幕を引く2人の苦しみと愛に、何度読み返しても涙が止まりません。暗闇に光る星が2つに分かれて流れ星のように消えて行く、そんな切ない回でした。
    絵が上手く、キャラデザが良いだけに余計に悲しみを増幅させます。辛い…
    原作はまだまだ長いようですが、無理のないペースで、ぜひ蟻ん先生の漫画で続きを拝見したい作品です。