このレビューはネタバレを含みます▼
色々な意味で、胸が詰まりすぎて最新9話を読み進められないです。毎日坂ノ上少佐と伴ちゃんのことを考えて読み直して考えて...ぐるぐるぐるぐる3/25を待っていましたが、いざ0時を過ぎて配信されると、最推しの2人がいなくなってしまう恐怖で今度は購入に進めず、立ち読みの部分を何度も読んで今日はやめました。明日仕事なのに眠れなくなるので、休みの日にします...皆さんにお伝えしたいことは、これくらい人間のライフスタイルを乱すほどの影響力のある作品ということです。単話版を全話読んでは紙の本を開き、薄消し特装版を読んでまた単話版を最新話から遡り〜繰り返し読んで丸一日過ぎた休日が何度もあるほど心を奪われてしまう作品です。戦争さえなければ2人はずっと仲良く過ごせたのかな?と想像することもありますが、こんな状況でなければ交わることも無かった人生だというところも辛いです。
追記
もっと心とスケジュールに余裕のある時に読みたかったのですが我慢できるはずもなく...やっぱり睡眠薬を飲んでも動悸で眠れない精神状況になってしまいました; ;何度も何度も読み、そして、このラストは2人にとっては1番幸せなものなのではないか?と、月並みながらそんな考えに至りました。
だって国のため、などではなく伴ちゃんの仇討ちで伴ちゃんのために少佐は...伴ちゃんだって、刀は少佐にとって肌身離さず持ち歩いていた大切なものだと分かっていて、そんな大切なものを自分にくれたことが嬉しかったに違いなく、最期まで少佐の分身として大事に抱きしめながら、側に感じながら一緒に逝くことができたのだから。出会ってから共有できた時間は僅かだったかもしれないけれど、最期は永遠に2人だけの世界に入っていけたのかな...と思いました。伴ちゃんの世界に色を与えてくれるものが、鉢巻から刀に変わったんですね...鉢巻を風に流したシーンは本当に心が震えました。本当は生きているうちに2人で語り合って欲しかったけれど、死後も魂は残って一緒にいられる、語り合えると信じています。