このレビューはネタバレを含みます▼
全話通して本当に良い作品だと思いますが、特に橋内中尉の お話が好み過ぎて何度も繰り返し読んでしまいました。
初めはコミカルな部分が多く、クスッと笑ってしまう様な明るさがあり、エロは生々しくて濃厚なのに愛があって、読んでいて二人が愛おしくて尊くて堪りませんでした。
だから余計に最後の別れが悲しくて、でも橋内中尉からのキスシーンが映画の様に美しくて…
読み終わった後は胸が痛くて涙が出てしまいます、でも好き過ぎて繰り返し読んでしまうっ…!
こんな素敵な作品に出会えて幸せです!
単行本が出たら、電子も紙媒体も両方買うつもりです (もう長らく紙媒体なんて買ってなかったのに!)
扱う題材が題材だけに、批判的意見もあるとは思いますし、史実の特攻隊を美談にしてはいけないという事も承知しております。
でも、どうか そこ一点だけに捕らわれず、あくまでフィクションとして、でもけして特攻隊を不謹慎に取り扱っているという先入観に捕らわれず、沢山の方に この作品を楽しんで頂きたいと願っております。
続きも楽しみにしております!