ひらめさん

映画の宣伝文句の『彼女には秘密が、、、』が気になり主演のニノと波瑠さんが頭の中で演じているように読んでみました。ラブストーリーでありながら、悟の友人の品のない会話と、どこかお笑いめいた内容を不思議に思って読んでいたら、あ！この作者は元？お笑い芸人のビートたけしだった！と思い当たりすべての❓が腑に落ちました。物語が進んでいくにつれ、品のない友人たちや、悟の職場の調子のいい上司同僚達の、実は見えなかった心のあったかさのギャップに、不覚にも泣かされてしまいました。最後に悟のとった結論も、本当に心が欲するものは、その人にしか価値はわからないんだなと思えるものでした。久しぶりにキレイな物語を読んだ気がしました。

井上先生のお話、ヒロインが男性を立てて我慢しているように思えて、正直イラッとします。なぜもっと自分の気持ちをぶつけないのか？ぶつけた上で寄り添うのならまだしも。なのに男性がもう問答無用にヒロインを愛していて文句が言えない、、、。結局最後は作者の世界観に酔わされてしまうんですよねぇ、悔しいけれど。なので、どれもこれも続編を期待してます❣️

四巻を読んでから、続きはいつかいつかと待ち侘びて、やっと読めたと思ったらこの展開でつづく⁉️なんて(ToT)これで次巻を待つのは酷としか言いようもなく、、、。願わくばもっと早く読ませてください。心を無にしてお待ちしています。だって、我慢できそうにないですから、、、。

何度も何度も読み返しました💕王道のラブストーリーなのに、新鮮な気持ちになり、やっぱり恋ってステキだなと思いました。ぜひ、映像化か、漫画にしてもらいたいです‼