かまにゃんさん

どなたかのレビューでも見かけましたが、ここまで振り切った設定だと本当いっそ潔くて面白い(笑)
主人公がやけに幼かったり、うじうじぐずぐず何がしたいのかわかんなかったりここは好みが別れる所だろうと思いますが、どちらかといえば主人公はおまけ程度かなと思います。
4人いる神様のうち誰との絡みが読みたいとかの好みが出てくると思うので、そのあたりを楽しめばいいのではと思います。
ストーリーは大して深くないので。

お気に入りの作品です。
なろうで原作が読めると見かけたのでそちらも読んできましたが、コミック版は原作がブラッシュアップされて格段に面白くなっています。
星の乙女の性格ブス具合が振り切ってる事、主人公のエミがレミリアの中でほぼ神格化している事、そして悪役令嬢のレミリアがちょっとチートすぎる事など設定だけ見れば退屈になりそうなものですが、そこは漫画家さんの画力とシナリオの魅せ方でうまくバランスを取っています。
星の乙女は「お前は裁かれろ」と思わずにいられないほど身勝手で醜悪、対するレミリアもかなり計算高くこちらもなかなかいい性格をしています。
周囲の男性キャラ達も含めて皆それぞれに思惑があり人間らしい醜さを持っているので、ぜひコミック版から読んでほしいです。
まだコミック版は完結していませんが、いつか来るであろうざまあがどんな風に描かれるのか非常に楽しみです。