フォロー

0

フォロワー

0

総レビュー数

2

いいねGET

9

いいね

8

レビュー

今月(5月1日~5月31日)

レビュー数0

いいねGET0

シーモア島
ベストアンサー0
いいね0
投稿レビュー
  • 離婚まで100日のプリン 本当のパパは誰?【電子単行本版】

    きなこす

    真実告知
    ネタバレ
    2024年3月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ このシリーズを全て読んできたけど、ステップファミリー編の主人公プリ子が毒親と化していて、フィクションとは分かっていながら憤りを禁じ得ない。以下はかなり性格の悪いことを言っている。

    他人の無神経なひと言がきっかけに、現夫との血のつながりがない事実を知った主人公の娘は、本当の父親に会いたいと主人公に伝え、現夫もそれに賛同したが、主人公が頑なに拒絶しブチ切れ、娘もその対応に反発し現夫も口を閉ざし家族内の雰囲気が悪くなった。

    主人公の対応は、娘の気持ちを蔑ろにしている。そもそも前夫と離婚したのは、理由はどうあれ主人公と前夫の都合である。離婚した理由は娘にしてみれば、知ったこっちゃないし、娘からしたら大人の都合で片方の実親から受ける愛情の機会を奪われた。子が実親に会いたいと思うのは極々自然であり、たとえ親が言っていることが正しくても、自分自身が会ってそれを確かめるのも至極真っ当な行動だ。なにより、子は親に会う権利がある。それなのに主人公は、過去に自身が前夫から受けた仕打ちを理由に娘を前夫に会わせないという。会わせたら真実を知って娘が傷つくから、前夫はまともじゃないから娘に会わせていい人間ではない、本当のお父さんは現夫であるケイキくんだから会う必要はない、、、ふざんけんじゃねえぞ!子どもはテメェの所有物じゃねぇんだよ!親と別の人格を持っているってことも知らないのか!娘が悲しむ?そんなの実際会って娘がどう思うかで、お前の気持ち=娘の気持ちじゃねえだろが。会って仮に娘が悲しんだなら、自分は娘の味方であることを伝え、それ行動で示すのが親としてのフォローだろう。その過程で親子の信頼関係が醸成される機会にもなり得る。簡単なことではないかもしれないが。自分の幸せを求めて再婚しておいて、都合の悪いことは、テメェのお気持ち優先で蓋をして娘を傷つけるなんて言語道断。前夫のことをモラハラとか言っているが、お前のモラルも大概だろ。

    また、漫画のコマの外にある、作者か編集者のコメントに「プリ子の気持ちもわかる!不倫された側の傷は簡単に癒えないから〜」と主人公を擁護しているのは、悍ましいものを感じた。。アホか!この場面で主人公のお気持ちはいらない。

    以上、かなり感情的なコメントになったが、この漫画を読んで、真実告知は早い段階でした方が長い目で見て良いし、子どもに対して誠実だと個人的に思った。
  • 離婚まで100日のプリン

    きなこす/伊東有理子

    どっちもどっち
    ネタバレ
    2024年3月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 旦那がクソ過ぎるのは無論なんだけど、この主人公も思っていることを口にもせず、ただ傍観者で不満を溜め込んで、私落ち度ゼロ、旦那が全部悪いといった被害者意識全開のスタンスに見ていて胸糞悪い。

    不倫は旦那の落ち度だが、夫婦としてのコミニュケーションがほとんど見られない、その取り方の悪さも大分問題があるなと。
    プロローグで、主人公が旦那に退職報告する場面があったけど、旦那がしっかり把握しないうちに退職手続きを進めるのはいただけない。主人公も旦那がよく聞いていないのを知っていたんなら、ちゃんと把握するように伝えるべきでしょ。他にも結婚して一緒に暮らしていれば、家での生活、子どもをつくるかとか、育児のこととか夫婦として話す事項なんていくらでもあるはずなのに、そういうことを夫婦として話してこなかったのか。夫婦間の関係も構築されないまま、何でこのクズ旦那の子どもつくったの?と問いたい。結婚して一緒に暮らしていれば、そのクズ旦那の素性が見えるのでは?
    クズ旦那との結婚までの過程、結婚してから妊活するまでの夫婦間のやりとりを見せずに、妻側に都合の良い離婚までの100日だけを見せて、旦那側を一方的に悪者に仕立て上げて叩くのは見ていて気持ちのいいものではなく、ただただストレス。夫婦間のコミニュケーションの欠如は、夫婦の責任である。一方だけの責任するのは、理由はどうあれ、はたからみて人として(スイーツだけど)みっともないとしか思えない。
    このお話で心底気の毒なのは、娘のプリ美ちゃんだけである。

    さらに、離婚直前に医者になったイケメンの幼馴染と再会し離婚して2ヶ月後に付き合って同棲、そして1年後に再婚の流れはさらに気持ち悪く感じてしまった。
    ご都合主義もさることながら、可哀想な私にはこれくらいいいことあってもいいわよね、といった歪んだ被害者意識が透けて見えるからだ。
    この作品はフィクションとは分かっていたけど、酷いもの見せられた感があり、このレビューを書いている現在も不快感MAXだ。

    作者はこのストーリーを描いた背景に、芸能人の不倫騒動から着想したと説明していたが、そりゃ薄っぺらくもなるわな。