このレビューはネタバレを含みます▼
ひちわゆかさんの作品が大好きでずっと追いかけていました。結婚して生活環境が変わり本は泣く泣く手放しましたが、またこうして出会えて本当に嬉しいです。
「最悪」は挿絵がこれまた大好きな石原理さんで、当時大歓喜した覚えがあります。シーモア版も挿絵があったらなあ。
内容は有堂の清々しいまでのだらしなさと、それを上回る悪運とイケメン度の強さ。英彦が有堂に惹かれている描写がなんとも可愛い(と、私にはみえる)有堂も英彦にメロメロだけどお互い絶対に言わない。
二人とも依存しないで自立していて、お互い(言わないけど)尊敬していて、だから離れられない。というのが本当にいい関係だなと思いました。
最後に、万馬券のくだりが出てきた時、私はすかさず計算して大笑いしてしまいました。こういうひちわ先生の作風が大好きです。楽しくて幸せな気持ちになれました。書き下ろしも「最高」です。
あと、他の方々も言っていましたがデジタル版とて行間を省略しないで欲しかったです。行間、本当に大事です。