ayaharuさん

一通り読んでみてタイトルに感心しました。

ジンは限りなく猫に近い。フラフラと出歩いてあちこちに愛想を振りまくけど自分の本当の心の中は見せない。
飼い主が怒っても知らんぷり。でも本当に嫌われたくはないから時々ニャアと鳴いて飼い主を呼び寄せる。自分は呼ばれても来ないくせに。

そして自分では気付いてないぽいけどその猫を限りなく愛しているであろう飼い主のマリ。

そのじれったいけど揺るぎなく思えた関係の二人の間に新しい三人目が加わろうとして物語は始まる。

他にも彼らに関わる人々が互いに思い合っていて、でもすこしすれ違ったりしながらパリの街で生きていく様子が作者さんの流麗な筆致で描かれています。

ハマる人はハマると思うので私はぜひオススメします。最後に…

祐介×マリも捨てがたいけどやっぱりマリ×ジンにします！！(爆)