ぽんかんさん

【新装版】傾国の美姫の初恋 求愛は熱く淫らに【特典SS・イラスト付き完全版】

涼原カンナ/綺羅かぼす

健気なヒロイン

ネタバレ

2018年1月19日

このレビューはネタバレを含みます▼ 傾国の美姫と呼ばれながら、その裏で味わってきた苦しみがとても重い。後宮に一人だけ残っていた理由も、本人の希望したこととはいえ流石に全て一人で背負うのは可哀想すぎた。でもヒーローが理解し、愛してくれるようになってからのヒロインは健気で可愛さもあって幸せになれてよかった。

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ぼんくら陰陽師の鬼嫁

秋田みやび/しのとうこ

ぼんくらでヘタレなヒーロー

2018年1月19日

契約結婚した二人ですが、そうとは思えないほど息があっています。旦那はぼんくらだけど、ここぞというときは頼りになるし奥さんにも優しい。奥さんは男前。陰陽師として事件を解決する様子も面白いですが、夫婦の距離がだんだん深まってきてるので、この先のラブ展開に期待します。

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紅の死神は眠り姫の寝起きに悩まされる【電子版特典付】

もり/深山キリ

ヒロインがひたすら明るい

2018年1月19日

ヒーローが冷たい態度なのに前向きポジティブで故郷の国と嫁ぎ先の国のことを真剣に考えるあまり、自分から子作りをせがむヒロインがぶっとんでて面白いです。そしてまだそれほど心を開いてもいないのにそれに流されてしまうヒーローにも笑ってしまいました。でもそこからちゃんと絆と信頼をつくっていっているので、この先はもっとラブラブになると期待します。物語のキーポイントになるだろう点が２つほどありますが、それでもシリアスにならないのはこの作品の面白さだと思います。

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異世界出戻り奮闘記

秋月アスカ/はたけみち

恋愛部分以外も読みごたえあり

2018年1月19日

異世界出戻りという設定は斬新でした。かつては自分が大切にされていたからこそ、正体はばれたくないという主人公は健気だと思います。相思相愛なのに変に真面目であと一歩というところで留まってしまう二人の様子はジレジレしすぎました。そのかわり、宰相をはじめとする癖のある脇役たちが多く、それとやり合うヒロインの姿は面白かったです。

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皇太子殿下の秘密の休日 身代わりの新妻とイチャイチャ逃避行！？

藍杜雫/旭炬

正体を隠しながらも恋に落ちていく

ネタバレ

2018年1月19日

このレビューはネタバレを含みます▼ 身代わりなので好きになってはいけないと思いつつ、初夜にはじまり町でもつい身体を重ねてしまう展開はドラマチックです。気になったのは、自分の勝手で身代わりを頼んでおきながらバレそうになるとヒロインにきつく当たった王女です。流石にそれは勝手すぎないか？と思いました。あとはヒロインの本当の生い立ちが発覚してもお城の人達はあまりに無関心だったのも引っ掛かります。ヒロインはいいように利用されただけ？そんな様子で今後の国のやり取りは大丈夫なのかなと余計な心配をしてしまいました。

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年の差きゅん甘マリッジライフ

斉河燈/椎名咲月

年の差を堪能できます

2018年1月19日

年下の無防備なヒロインを守りたくて堪らないといった感じのヒーローが、大人の魅力満載でヒロインを愛しています。仕事できて部下の人望もあってイケメンという完璧な設定なのにエッチまで濃くて、あまーい新婚生活が堪能できました。

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王子殿下の可愛いお針子 秘め事は塔の上で

秀香穂里/ウエハラ蜂

魅力的なヒーロー

2018年1月19日

設定はよくある王族と平民の恋ですが、ヒーローの心理描写が巧みです。ヒロインと出会う前と思いが通じあったあとの男っぷりの上がり方にギャップがあって、それが彼の内面の成長を感じさせます。エッチ描写も上手く、ヒロインへの愛と執着がとまらない彼の様子がよく伝わります。ヒロインはヒーローよりも考えすぎることなく愛と欲望に素直なので、可愛らしくて変にやきもきさせられることもなく読めます。

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激コワ社長がご主人様になったら、イチャイチャちゅっちゅが凄いのですがっ！

草野來/DUO BRAND.

思ってた以上に良い！

ネタバレ

2017年9月8日

このレビューはネタバレを含みます▼ 題名からしてよくあるシンデレラストーリーかと思いましたが、読んでみるとそれ以上の楽しめる内容でした。不測の事態でヒーローの家に同居はよくある設定ですが、初日から最終日までの間の出来事が段々と盛り上がっていきます。穏やかだけどエロスで不思議な雰囲気が漂います。ヒーローは癖ありの性格ですが魅力的です。ヒロインは残念系処女と称されますが自信なさすぎの自虐的な感じはしませんし、好感のもてる可愛いか弱い女の子です。
源氏物語を絡ませたストーリーなので、最初はそこに手出して大丈夫か？と心配しましたが、あの名作が上手く作品のスパイスになってます。エロスあり切なさありでとても良い作品でした。買ってよかった。

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後宮シリーズ

はるおかりの/由利子

ロマンスも後宮の悲哀もたっぷり

ネタバレ

2017年7月20日

このレビューはネタバレを含みます▼ 全巻通して時系列になっているので、既にラストを迎えたヒーローヒロインのその後が出てきたりします。ハッピーエンドだったけど、その後に一波乱起きていたりしてやはり後宮という場所は苛酷だと思います。
個人的には二巻のヒーローがその後皇帝になったために妻となったヒロイン以外にも妃を何人も後宮に入れなくてはいけなくて、でも後宮をつつがなく運営するためにその妃たちにもちゃんと通って子どもも作っているということがショックでした。でもそれも皇帝としては正解なんですよね。愛と義務の葛藤が二人にあったんだろうなと想像すると泣けてきます。
また、一巻の皇帝と妃も後宮だから本気にはならないと自分に言い聞かせながらも信頼関係を作っていったのに、その後の別の女性の登場で葛藤があったのだろうと思うと切なくなります。
全体的にあっさりしてるように書かれてますが、かなり後宮らしい背景が全編にわたって散りばめられていると思います。すっごく面白いけど、読み返すと胸が苦しくなる作品です。

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