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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • カスタマーベリック!

    瀬戸うみこ

    あ、あれ…?
    2023年2月18日
    おもしろくなりそう!と期待できる部分はいくつかあったのですが、絵が安定せず渋谷くんと目黒くんどちらの見た目もコマによって揺らいでいて、それがずっと気になって最後まで話に入り込み切れませんでした…先生の作品はシリーズのメインである“カスタマスカレード!”を含めていくつも読んでいるのですが、こんなにキャラの見た目やデッサンが気になることあったかな?と思わず前作までを読み返してしまうほど。結果、今まではキャラの魅力や面白さでそこまで気になっていなかったのだと気づき、今作は外見のみでなく内面もあまり一貫していなかったり、他のキャラとは違う特別な愛着が湧くような個性の部分があまり見られなかったりするのも入り込めなかった要因かもと思いました。ストーリーもどこか行き当たりばったりというか、展開が少し性急かつ強引で誰にも共感も納得もしきれないままに進んでいってしまったので、色々掘り下げたらまた違ったのかなと思うと勿体なく感じました。
    ギャグやちびイラストなど含め基本的に好きな作品が多い先生なので、懲りずにまた次回以降に期待したいです。
  • きみの横顔を見ていた

    いちのへ瑠美

    思春期の生々しさと切なさが
    ネタバレ
    2023年2月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 前作の“きみはかわいい女の子”は心情の描写がとても丁寧で、登場人物のそれぞれが悩みや葛藤を抱えつつも、これぞ少女漫画!という爽やかで安心感のある物語に、かわいい絵も相まって大好きな作品でした。
    そんな前作から、まず絵の雰囲気がガラッと変わっていてビックリ。そして内容も絵柄に沿ったように、よりリアルな高校生の日常と心理が描かれていて、『現実の思春期の女の子の体型ってこうだよな』『男子高校生ってこんなこと考えたり、話したり、したりするよな』という自分にも経験があるような光景に、懐かしさや切なさのようなものを覚えました。
    特にヒーロー役?の男の子は、普通の少女漫画ならドン引きされてしまうかも…というような言動もあるのですが、そんな生々しい本音の部分をさらけ出す、飾らない等身大の高校生としての姿が、すぐそこにいるような身近さと良い意味での人間くささを醸しています。また、最初の話の女の子は一重まぶたを気にしていますが、多分キリッとした美人さんの素質があるように思うので、世間一般で言う可愛い子像や好きな人のタイプとは違うということにとらわれて、まだそういった自分の強みに気付けていないという部分にも若者らしさが感じられていいです。
    これからどんな展開になるのかわかりませんが、たとえ報われない恋だとしてもどこか悲観的ではなく、一人一人が成長してくれる予感があり楽しみです。
  • タカラのびいどろ[コミックス版]

    鈴丸みんた

    なんだこのときめきは…語らせてくれ…
    2022年8月4日
    漫画もBLもずっと好きで、これまでの人生でそれはもう大量にいろんなジャンルを読んできたのですが、ここ数年はさすがに飽きが来たのか、あまりときめきがないままになんとなく惰性で買ってしまって読まずにいる本がめちゃくちゃあり、もったいなさと侘しさで『う〜〜〜〜ん…』となっていました。

    が、しかし。試し読みをして、久しぶりにまるで学生時代に戻ったかのようにわくわくして読み進められて、迷わず即購入。
    内容はもちろん別に子ども向けでもないので、これがふさわしい例えかはわかりませんが、少女時代に読んでいた漫画を読んでいるような当時のキラキラ感を思い出させてくれ、良い作品というのは子どもの頃に感じたような楽しさと爽快感をもって読むことができるのだな、と読み終わった時に感動すら覚える素晴らしい作品でした。

    リアリティがある部分もあり、しかし上手い具合にリアリティがありすぎないところが、より物語と2人のキャラクターとしての魅力に没入できたように思います。
    作者さんの作品はいくつか読んでいるのですが、絵の丁寧さ、美しさ、センスの良さ、話の作り込み、キャラクターの可愛らしさ(見た目も人間的にも)、全てにおいて本当にトップレベルだと思います。その中でも、というか今まで触れてきた様々な作品の中でも、めちゃくちゃ好きな作品に出会えて、は〜〜幸せ〜〜〜となれました。

    最高のバランスで2人や周りの人の魅力、物語と関係性の流れが過不足なく1冊におさまっていて、1巻完結だけど不思議と何巻も読んだかのような充足感に浸れます。続きがもっと読みたいけれど、話のまとまりが美しすぎて、これがこの作品の良さなのだと納得さえできてしまえます。
    とはいえ、この作品がもし続いたら嬉しすぎるので、続編が出たら絶対に買います!