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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • あえぎ声はお静かに★

    /uroco

    程よい緊張感の三角関係
    ネタバレ
    2013年11月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ エロ重視ながら、全体を通してストーリー性があり引き込まれました。序盤は状況や相手の強引さに流されがちな主人公でしたが、葛藤や気持ちが傾く過程も丁寧に描かれていて、単純に二人から迫られるだけではなく、主人公の心情がきちんと主軸になっている感じです。
    優しい彼氏がいるのに、幼馴染との再会・秘密の情事により掻き乱されていく…という背徳的な三角関係も、ほのぼのとしたシーンを挟むことで泥沼化せず程よい緊張感となり、バランスと読後感がとても良い。
    間男がただの隣人ではなく幼馴染だった、という無茶な設定と繋がりこそが、重要なポイントとして生かされている気がします。
    彼氏は彼女にベタ惚れな一方、クールすぎる幼馴染の本音が読み取りづらく、微妙な関係に焦れつつもこの後の展開と結末が気になる作品。
    エッチシーンはわりと濃厚、かつ綺麗な雰囲気です。
  • 通販でカレシ買っちゃいました!

    青井レミ/uroco

    非現実を楽しむ作品
    ネタバレ
    2013年11月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 良くも悪くもエロ重視ですが、絵柄が可愛くラブコメとして気軽に楽しめました。
    設定はぶっ飛んでいてややご都合展開であるものの、女性にとって夢がありますし、漫画としての起承転結もしっかりしています。
    いない歴=年齢なのに同居やHをすんなり受け入れてしまったり、代金はどうなっているのだろう?…などと腑に落ちない点もありましたが、そこはフィクション。
    無個性系主人公に対し、男性二人の設定は幼少時から作り込まれていて、イケメンなだけではなく嫌味がありません。
    エロは様々なシチュエーションで、電動歯ブラシ・電車で初体験・野外で道具使用・3人で…など女性軽視なプレイが多いものの、描写自体はそこまでハードではなく読みやすいと思います。主人公は基本されるがまま流れるままなので、相手がイケメンゆえ許されているライン。
    どちらにも決められず結果二股状態の主人公に、今後何らかの意思が出てくれば、ストーリーとしても萌えられるのかなというところ。
    (追記)いつの間にか完結表記が足されていました…きちんとどちらかを選んで恋愛に発展して掘り下げていって欲しかったので、薄いまま終わってしまい残念。
  • 何度抱いても処女の君に…

    秋那ノン/uroco

    読者も主役も置いてきぼりエンド。
    ネタバレ
    2013年11月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 先に読了された方々のレビュー通りでした。
    付き合いたての主人公カップルのラブラブっぷりから一転、何度エッチしても何故か忘れてしまうという主人公の謎に焦点を当てて進んでいくわけですが。
    ネタばらししたのみで唐突に終わり、何一つ解決していない。それどころか、肝心の主人公カップルが謎を知らないまま蚊帳の外。ここからクライマックスへ広がるはずが、起承転結の結がすっぽり抜けているために、完全にバッドエンドになってしまっている。後味の悪さばかりが余韻となり、立読みの雰囲気で純愛ハッピーエンドを期待すればがっかりすることでしょう。
    特にヤンデレ系・寝取られが苦手な方は要注意。
    主人公カップルのエッチシーンについては、ご奉仕(強要ではなく自発的)や野外程度と酷い描写は無いものの、回数を重ねる毎に気持ちがすれ違っていくようで精神的に痛々しく、素直に萌えられません。
    何より、謎の原因である歪んだ従兄弟とのシーンが生理的に厳しかったです。この従兄弟の存在により、初々しくて可愛かった主人公カップルの初エッチすら台無しになってしまったので。
    後日コミックスを見かけ救いを求めて入手したところ、やはり描き下ろしや説明は一切無く、後書きにて「二人は必ず幸せになると思います」との一言のみ………読者としてはその過程が読みたかった。そんなモヤッとする作品でした。
    つらくて読み返せませんが、序盤の雰囲気に免じて辛うじて★2つ。