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今月(11月1日~11月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • やさしい嘘で抱きしめて

    稲穂米

    取材と編集のチェックが甘いと思う
    ネタバレ
    2025年11月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 未緒が主要な展開に絡むキーマンとなりつつあるのに、美容室のレセプションという仕事や営業の描写があまりに雑でノイジー。
    まず、この規模のお店にレセプションを雇えるところはいまも昔もまずほぼない。
    相当繁盛店で常に予約パンパン&超高単価客ばかりとかならわかるけど、14時の当日予約がスッと取れる程度の集客レベルで、どうやら客はセレブ感特にない平均的な同世代(アラサー)っぽいし。
    という感じで存在が「?」なのに、馴染みと思しき客と話してる技術者に注意するわ、年上の技術者に嫌がらせするわといった、美容室レセにあるまじき描写。百歩譲ってこのお店が死ぬほど経営音痴でレセ雇っちゃったんだな、と存在は許容したとしても、美容室は圧倒的体育会系で技術者の地位が高い職場なので、こんなレセプション圧倒的地雷。
    ただでさえ人件費圧迫する職種なのにこんなんじゃ、いないところで「どうやって辞めてもらおう…」って会議されるレベルの仕事できなさに見える。
    作者にとっちゃ職業なんてただの設定で枝葉と思ってるのかもしれないけど、そういう描写の雑さが感情の動きの共感できなさ、無理やり感、ご都合主義っぽさにも繋がってる気がする。
  • 正反対な君と僕

    阿賀沢紅茶

    全方位最高
    ネタバレ
    2025年3月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 学生生活のリアルが、バラエティ豊かな人物と多彩でか不足ない感情表現で描かれていて最高だった。
    近年、自分と近い人種(オタクならオタク的な)以外の心理描写が乱暴な作品をよく見かけるから圧倒的な実力差を感じるし、人物を丁寧に扱う姿勢に好感。
    嫌な人がほとんど出てこないのも特徴だけど、唯一嫌なやつだったニッシの母親も嫌さがリアルで絶妙で、ちょうどいい。
    あと、老若男女服と髪がひたすら可愛くてセンスが良く、オタオタしてないのも最高だった。
  • 応天の門

    灰原薬

    今一番好きなマンガ
    ネタバレ
    2025年3月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「失脚による非業の死と怨念」という“人生そのものがネタバレ”な菅原道真の、栄華の前夜が描かれるという着眼が素晴らしい。
    若き道真が使命と野心に目覚めていく様子をみずみずしく追いながらも「最終的には失脚するんだよな」が頭の片隅にあることで得られる、なんともいえない虚しさとムードがある。
    その反面、要は“平安の相棒”なのでキャッチーで読みやすいし、全てのバランスが良い。絵も好きすぎる。
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  • この音とまれ!

    アミュー

    音や楽曲を表現する絵が素晴らしい
    ネタバレ
    2025年3月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 箏の演奏という静的なものをマンガとして成立させる画力は素晴らしい。曲を元に作画もしているそうで、手の描写も美しく。
    7巻くらいまでの人物描写のご都合主義的浅さ(特にヤンキーやギャルなどの解像度が著しく低かったり、箏曲のマイナーさを強調したすぎて現実離れした性悪描写が出てきたり。同じ学力レベルの人間が集まる高校で音楽をやっているのに、極悪の権化のように描かれるバンドマン、といった違和感と不快感)が看過できないノイズだが、それさえ我慢して乗り越えれば、後半は加速度的に感情描写も良くなってそれなりに没入できた。
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  • 遺書、公開。

    陽東太郎

    面倒な人だなという印象
    2024年5月4日
    購入して最後まで読みました
    絵や会話、展開や情景の見せ方の技術はまったく上手いと思えないが、新鮮な設定と飽きさせない山場の作り方は面白いかなと思いながら最後まで。
    真相明らかになりオチがつく最終巻が一番面白くなかったです。こういう設定だと難しいのかもしれないけど。
    本筋はもちろん、巻末の裏話的な主張も後味をさらに悪くさせ、「作者自身もD組だな」ととても嫌な気分に。
    登場人物の「若さゆえのめんどくさ」の描写に期待して買ってしまいましたが、まさか単に作者本人がめんどくさい人なだけだったとは。
    ポイントを返してほしいです。名前は覚えました。二度と読みたくないので。
  • 夜逃げ屋日記

    宮野シンイチ

    難しい問題だがわかりやすくキャッチー
    2023年12月12日
    深刻な話ではあるけど、夜逃げ屋の社長をはじめレギュラーメンバーが魅力的なので楽しくも読めます。
    夜逃げしたいという被害者の気持ちを前向きな挑戦として応援する気持ちもしっかり伝わって来るので、同じような境遇で苦しんでいる人にこの作品が届いたらいいなとも思う。
  • 脱サラフードデリバリー配達員テンパりマンガ日記

    ゆきたこーすけ

    顧客としても参考になる上にハッピーな作品
    2022年6月9日
    前作の宅配業者さん時代の漫画もでしたが、裏話や少し切り込んだ内部事情に言及しているのにも関わらず、毒がなく爽やかなところが本当に素敵だと思います。
    今回はフードデリバリーということで、宅配業者さんよりもさらに同業の方にとって参考になる部分も多そうですが、一顧客としても配達員さんがどんな仕事をされているか知ると気遣いができることもあるなと感じました。
    ブログが元の作品って、どうしても愚痴とか毒といった負の感情を煽った方がPVを稼ぎやすい中で、ひたすらハッピーで面白い人にフォーカスして支持を集めているのはすごいと思います。