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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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  • 転生小公子

    羽智遊紀

    物語に集中できない…
    ネタバレ
    2022年8月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 現代日本人の女性、絵里が小公子の世界の少女エリーに転生。小公子の主人公であるセドリックの可愛らしさに悶えつつ、現代知識を活かしてセドリックを立派に育てていくお話…らしいんですが、色々とツッコミ所が多くて物語に集中できません。
    冒頭、絵里がトラックに轢かれる→病気で瀕死状態のエリーの精神体に出会う…という流れ。絵里は、エリーを救うために私はここにいる!原書小公子が光ったのはその合図だったんだ!などと唐突に悟りますが、読者の私にはそこに至るまでに原書小公子が光ったなどという描写を読んだ記憶がありません。読み落としがあったのかと何度も最初から見返してみてもやっぱりそんな描写はナシ。そもそもトラックに轢かれた際、原書小公子を持っていた描写はないし、鞄に入れていた本が衝撃で飛び出してきたなんてこともナシ。実は光っていたのを絵里は見ていた、とかならちゃんと読者に教えてください。察しろなんて無理があります。
    しかも先述の通り、絵里はエリーを救うためにここにいるなどと語りつつも、セドリックの原作とは違う少し頼りない性格を前に、そんな彼を支えるために私は転生したのでは、と言い出します。いや、ちょっと前にエリーを救うためとか言ってたのはどこにいった。作者さんの言いたいことはわかるけど、読者としては少しずつ積み上げていた設定をやっぱこっちでと急に差し替えられた感がしてもやもや。
    さらに酷いことに、"原作にはない、アニメで設定されているセドリックの特技フルート演奏"がしれっと出てきます。別にアニメの設定を出すのが悪いと言っているのではありません。原書小公子が光ったなら、そこは原作設定の世界ではないのか。イギリス生まれのアメリカ人原作者の世界に何故日本人が作ったアニメの設定が混ざるのか。説明も特にないので世界設定の根幹部分がめちゃくちゃです。
    街には貴族のお辞儀(カーテシー)を知る人はいないと本人が言っているのに、何故か絵里は周到に練習していてほぼ完璧にできます。元現代日本人女性が指導者もなしにどうやってマスターするのか。
    まだまだ矛盾や世界観の破綻が多すぎて、もはやストーリー云々の感想がでてきません。この小説は原作読了済み前提なんでしょうが、絵里が悶えているだけで原作キャラの魅力が伝わってきません。
    これほどツッコミ所の多い小説は初めてです。もう矛盾を見つけるのが楽しくなるほどでした。
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  • どうか、血を吸ってください~転生したら吸血鬼ハンターの悪役令嬢でした~

    フナツマル.

    続いて欲しい!
    2022年1月1日
    絵柄の雰囲気が作品の世界観ととても合っていて、キャラクターも魅力的です。緊迫感のあるアクション、感情豊かに変化する表情など、描写が素晴らしいです。ヒロインが小さな身体で奮闘する姿も可愛くて、毎話発売されるのを心待ちにしていました。完結、とありますが、ここで終わってしまうのは勿体なさすぎます。ヒロインと吸血鬼たちとの関係もまだまだこれから。最終話で続編を匂わせるようなモノローグだったので、続いてくれることを願っています。
  • 聖女のはずが、どうやら乗っ取られました

    吉高花/

    文体が…
    2020年8月8日
    文体がずっと主人公目線のちょっと癖のある語り口調で、途中から読み進めていくのがつらくなり、挫折してしまいました。
    設定はとても面白いと思うのです。試し読みの時点で文体に戸惑いましたが、読むうちに慣れるだろう、何より続きが気になる!と購入するくらいには。けれど、ダメでした…。
    試し読みを読んでからの購入を強くオススメします。文体が気にならなければ楽しめるストーリーだと思います。
  • 転生してヤンデレ攻略対象キャラと主従関係になった結果

    やぎ/喜多結弦/Shabon

    最高でした
    2019年12月10日
    小説版が大好きで内容も全て知っていますが、それでも楽しめました。文章で読んで想像していたセシルやアシュレイの可愛らしい表情も、切ない描写も、魅力的に描かれていて大満足です。小説の方にはなかったアシュレイの一言コメントもセシルへの想いがうかがえて、嬉しいおまけでした。二巻の発売を心待ちにしています。
  • 悪役令嬢は旦那様を痩せさせたい

    はいあか/くろでこ

    報われてほしい
    ネタバレ
    2019年2月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 負けん気が強くて周りからどんなに悪し様に言われようと、自分に非がない限り絶対に謝らない膝はつかない涙は見せない、そんなヒロインには好感が持てました。だからこそ、最初から最後までこれでもかと周囲から辛く当たられるのには胸が痛み、読んでいてツラかったです。他作品とは(外見的にも内面的にも)また違ったヒーローとの関係もまだまだこれからといった印象。
    終わり方からして続きもののようなので、最終的にヒロインが報われることを切に願っています。
    星をひとつ減らしたのは、ヒロインがこれでもかと悪役にされる様を読まされて溜まったモヤモヤを、この巻ではあまりスッキリさせてもらえなかったから。
    他とちょっと違う悪役令嬢ものを求めている、そんな方向けのお話です。
  • 転生してヤンデレ攻略対象キャラと主従関係になった結果

    喜多結弦/Shabon

    面白かったです
    2018年9月11日
    悪役令嬢に転生系の話はいくつか読んできました。その中でもこの話はタイトルにあるように、ヤンデレ要素と、もうひとつの(ネタバレになるので控えますが)要素がいい具合にスパイスになっていて、最後まで飽きずに楽しめました。従者の一途な想いと、主人公の死亡フラグを回避したいがゆえの言動の食い違いも、次第に距離が縮まっていく過程もよかった。ただひとつ気になったのは、主人公は文章中では(少なくとも外見は)大人な女性の印象を受けたのに、表紙も含めてロリっぽく描かれていること。脳内補正で補いましたが、挿絵も楽しみにしている身としては少し残念でした。