このレビューはネタバレを含みます▼
この作品、原作ゲームがヒロインが攻略対象と共に幻獣の引き起こす怪異事件に立ち向かうというものなのですが、ヒロインが立ち向かう対象が(多分)幻獣なので、死亡フラグを折るには強大な力を持つ幻獣に立ち向かわなければならないというハードな状況になっています。
ゲームのストーリー展開を知っているのでその死亡フラグの対策をとって安心する主人公ですが、その主人公をあざ笑うかのように困難な状況が次から次へと降りかかりハラハラドキドキが止まりません!
他にも映像で見てみたいなぁと思わせる情景豊かな描写、あの時の出来事がこうきたか!とハッとさせるような見事な伏線の配置、ちょっと癖のある魅力的なキャラクター達。
主人公は恋愛に関して前世のトラウマがあったり、ヒーローは恋文(のようなもの)を書いても果たし状のようになる残念男子なので恋愛面では弱い感じですが、どのキャラクターも生き生きとしていて応援したくなります!
書籍で3巻が出たら購入ます!