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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • ハッピー・オブ・ジ・エンド

    おげれつたなか

    ハオレンの瞳が幸せの指標
    ネタバレ
    2024年9月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本当に本当によかった…心のどこに響いてるのかは分からないけど、確実にどこかに温かさがじんわり広がっていく最後でよかった…。作中、虫と蛍光灯とか、目先の光とか、光に関連する話が散りばめられてたけど、全てはハオレンの瞳に集約されるのかなって。ボコられて捨てられる出会いから(読後の余韻の中では最初の出会いそういえば酷かったなって思い出すとびっくりものだけど笑)、ずっと黒目ベタ塗りで感情死んでるみたいな怖さがあった。けど、ちひろの可愛い表情見た時とかに黒目に光が入ってキラキラしてるの!表情はちひろの方が豊かでいろんな感情を伝えてくれるんだけど、幸せって感情はハオレンの瞳の方が伝えてくれる。最後にちひろの前に現れたハオレンの表情は逆光であごを伝う涙しか見えなかったけど、見たことないほど光をいっぱい含んだ幸せな瞳をしてたんだろうなって確信してる…!ちひろも言ってくれてたけど、2人にはまだ時間がたくさんあるから、そこから先の長い人生を一緒に生きてくって2人が望んだ普通よりも何百倍も幸せなことだと思うな。今時、恋愛しない人もざらにいるから、相対的にも絶対的にも幸せだろうな。てか、幸せに過ごしてくれー!!!
  • ワンルームエンジェル

    はらだ

    みんな一回は読めばいい
    ネタバレ
    2024年8月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 幸紀ほどの重いバックグランドはなくとも、むしろ、何もないからこそ、「積極的に死にたいわけではないけど 別に死んでも構わない」と思いながら生きている人間は現代には少なくないだろう。かくいう、私もそうだが、読んでいて自分も勝手に満たされていく気がした。
    冒頭では天使の生まれ落ちた音だと思っていた「パァン」が、天志くんの生が終わった音だったと分かった時にはなんとも言えない気持ちになった。それでも、そこから天志くんの愛される日々が始まったのだから、その出来事自体を良いとも悪いとも断定できない。同様の報道を見る度に感じる、どう受け止めればいいのかという戸惑いに対する正解は本来ないのかもしれない。でも、幸紀の呟いた「せめて責めないで 辛かったぶん 愛してやりたい」が、一つの正解のように思えた。
    飛び降りる前の悲しさが涙で溢れた顔をした天志くんが、最後にもの凄く可愛い笑顔を見せてくれて、二人にワンチャンくれた神様に手放しの賞賛を送りたい!
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