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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • ハッピー・オブ・ジ・エンド

    おげれつたなか

    BL界の不朽の名作になる作品
    ネタバレ
    2024年10月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 私はおげれつ先生は「錆びた夜でも恋は囁く」から入りました。
    その続編や他の気になる作品も読んできましたが、この作品が繰り返し読むお気に入りとなりました。
    しっかりとしたストーリー構成の末にある終わり方が難しく一番重要だと考えるのですが、多くの方がコメントしているように、映画のように美しくやさしい、この先もこの物語が続いていくような余韻の残る秀逸したラストです。
    直接的な暴力表現はそう多くはないと思うのですが、SMの中でも突き抜けた特殊性癖である行為の名称が出た後に、激しい暴力の痕を確認しそれが想像出来るシーンがあるので、もともと痛い事や可哀想な事が苦手なのに、救われることを信じてがんばって読まれた方にも、安っぽいハッピーエンドにして興醒めさせないでくれと見守っていた方にもハマる絶妙さだと思います。
    エロはおげれつ先生の十八番である(個人の感想です)脇ナメあります。
  • 薔薇とへドロ【特典付き】

    天河藍

    心が休まる暇がない
    ネタバレ
    2024年10月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 天河藍先生の名前を見ただけで分かる人であれば回避されると思いますが、自分の幸せの価値観に当てはめようとすれば拒絶反応が起こり、不快な気分になる方もいるであろう劇物作品なので、愛を感じる甘さのある執着しか好きではない方は注意が必要です。
    続編のextra editionを読めば甘さは少し足せるのではないかと思いますが。
    人の闇や狂気の執着が好きなんだなぁーと自分の好みを把握した思い入れのある作品で、現在執筆中の作品も含めてこれからも読ませていただきたい作家の方です。
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  • 愛してるから嵌めさせて

    凡乃ヌイス

    満足感の高すぎる短編
    2024年10月27日
    短い中にも丁寧にストーリーがまとめられており、読み終わった後には単行本を1冊読んだ感覚になります。
    エロもしっかりあり、さくっと執着を堪能できる貴重な作品だと思います。
  • ぼくの狂人くん【コミックス版】

    いとだ旬太

    メリバ好きにはたまらない
    2024年10月27日
    「途中少々辛いことがあってもイチャラブハピエン」が市場の大半を占める中、商業無視の作品に感謝しかありません。
    グロに耐性がある、糖度などは必要ない、その執着の中に愛を見つける方向けだと思います。
    絵が雑多なのでエロや暴力シーンの生々しさが半減してしまい、そこがもったいなく個人的には物足りなさを感じました。
  • サディスティック・ビューティー~真田×辺見編~【タテヨミ】

    Woo Yeonhui/Lee Geumsan

    これ以上の作品に出会える気がしない
    ネタバレ
    2024年10月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 口コミから、読後感は木原音瀬先生の「FRAGILE」に似ているのかなと思い読み始めましたが、真田の性癖だけではなく、その境遇からも辺見に執着する理由が描かれているので真田に感情移入しやすく、真田目線でメリバではなくハピエンだと感じる人は多いと思います。
    特に本編を読んでいる方は、辺見を好きな人は少なそう。
    暴力、監◯、独占欲、共依存、強◯、モブ◯、睡眠◯、尿◯…◯首ピアスはこの外伝ではありませんが本編の49話で閲覧できます。
    我々の性癖をこれでもかと詰め込んでいるのにくどさはなく、中だるみのない引き込まれるストーリー性も失わず最後まで完走しており、画力の高さも含めて文句のつけようがありません。
    ただ、これでもかとあらゆる性癖が詰め込まれているので、NGがある方や、そもそも少女マンガ系や明るい話しが好きな方、メンタルヘルスに不安がある方などにはオススメ出来ない作品ではあります。