メロさん

おげれつたなか先生のファンで、本作品はpixivで連載していた時から大好きです。
最初は何も考えずとりあえず明るく萌えを楽しめる所が好きでした。
話が進むにつれて各キャラクターの心理や背景も掘り下げられるようになり、それぞれがより魅力的に見えてきます。
画力や描写は流石に素晴らしく、登場人物がキスをするだけでもこちらもドキドキさせてもらえます。
色々めちゃくちゃな所もありますが（主に百合君の周りで）それはもうヤリ部だし、と楽しんでいます。
今後どうなっていくのか、とても楽しみです。

1巻からスピンオフも含めて、全て購入して拝読しました。
他の方が指摘していらっしゃるように、書き込みが多くごちゃごちゃして見えるものの、作中の賑やかな雰囲気が伝わってきて私は楽しめました。
キャラクターの表情が豊かで、少し大げさに感じることもありましたが、ドキドキするシーンやセクシーなシーンでは感情移入もしやすくこちらもキュンときます。
クセはあるものの絵は丁寧で綺麗ですし、エロは少なめでもキャラクターの心情に重きを置いたお話、賑やかでほっこりできる雰囲気が好きでした。
ただ、4巻の途中から突然絵が荒くなったり、何も描いていない白いコマが目立つようになったり、重要な場面で明らかな使い回しのコマが見られたり…正直びっくりしました。ストーリーもなんだかちょっと付いて行けなくなってしまって…。
今まで丁寧に描かれていたので、きっと何か事情があったんだと思います。
それならそうと、あとがきにでも一言いただけると納得できたのですが、どうしたんだろうという心配も混ざってモヤモヤしてしまいます。
好きな作品だっただけに、とても残念です。

作者様の初単行本ということで、とても丁寧に絵を描かれている印象を持ちました。
コマ割りやアングルが分かりにくいところがあったり、漫画内でミニキャラを多用しすぎていてキャラクター（特に攻めの宏斗くん）がとても子供っぽく見えてしまいました。セクシーなシーンも、もう少し表情や描写に色気が欲しいです。ストーリーも薄く、さらりと読めてしまい、印象に残るシーンがありませんでした。
私も男前受は大好きなので、今後また作者様の萌えを詰め込んだ作品を期待しています。

攻×攻が好きなので購入しました。
同作者様の他の作品も拝読していましたので、安定の画力と新しい世界観に期待して。
確かに絵は綺麗で読みやすくはありましたし、設定も良かったと思いますが、何故かハマりませんでした。
玉城さんの心情の変化に共感できなかったり、ここぞという場面の表情や描写に色気を感じなかったり、お話に深みを感じなかったり、何だか惜しい、という感想です。
サガミワカ先生の画力とこの設定なら、表現次第でもっとキュンキュン来る作品が作れるように思います。
攻×攻にハマったばかりとのことだったので、今後さらに進化したサガミワカ先生の攻×攻作品を期待しています。