このレビューはネタバレを含みます▼
ツイッターで見かけてこれは絶対買うべきだなと思い夜中に購入し読み耽りましたが、朝起きてすぐにまた居ても立っても居られず読み返したところ、あまりにも最高の一冊だと改めて認識しました。
どうしてもレビューを書きたいという衝動に駆られてしまうほど良い作品でした。
オニに食われて快楽を得てしまうヒト、という設定が生きているな……と思ったのはまず捕食シーンにおける日和の表情をみた瞬間でした。
本当に気持ちが良くて仕方ない、といった顔つきで、快楽物質が……というのも頷けます。
もちろん快楽物質が出なくてもそういったことをすればそりゃ気持ち良さそうな顔をするでしょうが、「食べられて」「わけもわからず」「混乱しながらも」気持ちがいい……というところにそれぞれ日和の可愛らしさが出ていると思いました。
オニかつ攻めの穂高も、初めは素っ気ないながらも時折優しい気遣いを見せるので、安心して読めます。というか最後の方はがっつり優しいし日和をからかってみるなど、二人のラブラブっぷりが眩しいです。