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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 変な家2 ~11の間取り図~

    雨穴

    この消化不良感は良いものか悪いものか
    ネタバレ
    2024年1月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 11の資料を個別に読んでいる間はとても楽しかったのですが、栗原さんの推理の章に入ってから内容が若干陳腐になってしまった感がありました。特に笠原家と松井家の事件が、闇深そうだったのに「奥さんは不倫の罪悪感から来る自〇」「旦那さんはカトリックの罪悪感から隠蔽工作」「間男も不倫しまくっといて罪悪感で入信」が顕著ですが、動機を「罪悪感」で片づけることが多くて、こんなんでいいのかと思ってしまいました。資料⑤の事故物件の章の1938年のやつ入力したの誰?とか2009年の錦糸町の一家心中は別に伏線とかじゃないんかいとか、資料②の津原家の惨殺事件も事件自体は特に関係ないんかいとか、私の理解力に不足があったら申し訳ないんですが、消化不良なところが目に付いてしまいました。
    各資料にうっすらと繋がりが見えるところは「近畿地方のとある場所について」の影響があるのかなと思いましたが、あちらは超常現象で特に真実が解明しないのに対し、こちらは若干陳腐な推測がなされてしまうので、そこが不利なのかなと。
    一方で笠原家の糸電話のトリックはそういうことか!と唸りました。見取り図トリックがお上手なのは健在ですね。雨穴さんの話の面白さは動画の演出や映像込みの物だと思いますので、本よりも動画を商品化されたほうが私は嬉しいです。
  • 変な家

    雨穴

    悪くはないが後半にかけて失速
    ネタバレ
    2021年8月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 不気味な間取りの家の正体が明らかになる過程は中々真に迫るものがあるが、昔の家の因習がこうもストーリーの中心になると途端に冷めるものがあった。現代の家の問題は現代のシステムで説明して欲しかった。近親で産まれる奇形の子という設定はどうしてもありがちなので、そちらに逃げて欲しくはなかった。今後はより現実的でリアルなホラーを追求して欲しい。
  • ミステリと言う勿れ

    田村由美

    価値観の押し付けがいい加減きつい
    2021年4月9日
    最初から「海外では〜〜」みたいな意見を紹介する傾向はありましたけど、その頃は少しだけだったのでまだ全然楽しめてました。ただこの巻からいよいよ海外の価値観を紹介するコーナーのような話ばかりになってきて、ミステリーから離れてきたので耐えられなくなりました。買うのはこの巻が最後です。