このレビューはネタバレを含みます▼
イケメンの解像度がエッッッグイ高い!!!!そう、本当にモテる奴は心根も綺麗でものすごく優しくてちゃんと正直なんだ。そうなんだよこうでなくちゃ。
アイくんという人間の描写がヤバえぐい良すぎて、もしこれでたろくんが「奇跡を待ってるだけの自分からはアクションを起こさない卑屈陰キャ」だったら全然説得力がないし面白くないんだけど、たろくんもちゃんと行動するし「ありがとう」と「好き」を言うべきところでちゃんとキメる。ほわほわしてるのに漢気がある。最高に良い。最高に推せるぞ二人とも。
素晴らしくズギャンとくるシーンはいくつもありますが、潤の「じゃあ頑張らないと」というシンプルな一言がとっっっっても良かった。「迷ってるなら…俺が太郎のこと貰っちゃおうかな」みたいな、よく見る展開にならず物凄く自然で、キャラクターたちが「セオリー」に支配されてなくて、とっっっても気持ち良いし好感度爆高い。
そう、「BLでよく見るやつ」を、この漫画は、やり過ぎない。太郎がゲイであることを誰かが馬鹿にしたり、太郎がゲイである自分に悩んでウジウジしたり、イケメンがそれをネタにして強請ってきたり、そういう「セオリー」をほとんど使ってこない。
太郎が、アイくんのイケてるところだけにキュン惚れしてるんじゃないところがいい。ぎゅっ!と抱きしめてくれたり「ありがとう」って心を込めて言ってくれるところに惹かれていく描写がマジでいい。なんか泣けてしまう。人が人を好きになる時って、そうだよね。こういう瞬間だよね。わかるが過ぎる、泣ける。
アイくんも「バリかわいい」から始まった気持ち(一目惚れって言うんじゃねぇのかい!?てやんでい!!)を素っ頓狂テンポでゆっくり自覚していって、不器用になったりウルトラ正直になったりしながら頑張る姿が良すぎる。「頑張る」って、やっぱいいよな。頑張ってる人は素敵なんだよ、応援したくなるよ。アイくんも太郎も最高に素敵だよ。
続きを読みたいような、でもこの「腹六分目」のまま自前妄想でもどかしい想いをしていたいような…。
むっっっちゃ面白くてなんか無性に涙が出る作品でした最高でした。
ド長文になっちゃった!!!