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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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  • ハッピークソライフ 【電子限定特典付き】

    はらだ

    お下品コメディでありながら繊細な表現!
    ネタバレ
    2024年12月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ヤンデレなどの要素はあまりない、粕谷と葛谷、ふたりの青年の日常を描いたお馬鹿でお下品でアホなコメディBLの快作です。
    何がすごいって、粕谷と葛谷がたまに覗かせる、相手への好意、好意ゆえの独占欲や嫉妬心の表現の仕方!!
    モノローグでキャラクター本人に懇切丁寧に語らせるのではなく、表情や間、コマ割り、台詞の溜めで読者に語ってくるこの繊細な表現技法!
    あだち充先生漫画か???と思ってしまうくらいの、漫画がうまいってこういうこと言うんだなと感じる圧倒的な巧さを感じました。はらだ先生と同じ時代に生きれて幸せすぎます。
    そんな漫画のうまさを感じさせる、粕谷と葛谷の互いへの気持ち、カスクズお幸せにね、と思いつつ、個人的には横島も推しなのであります(笑)横島お前まさか??と読者になんとなく伝えてくる。本当にはらだ先生は漫画を描くのがうまいとしか言いようがないです。
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  • ヒロインに転生したとはしゃいでいたら、実は転生悪役令嬢が主役の世界だった

    ヒラヲ/くろでこ

    悪役令嬢モノの乙女ゲーヒロインが主人公!
    ネタバレ
    2024年4月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 悪役令嬢モノでざまぁされる側になる『乙女ゲーのヒロイン』が主人公のお話です。
    悪役令嬢モノの王道である、学園入学前に悪役令嬢様が婚約者や側近候補の高位貴族令息とすでに仲を深めており地固めがしっかりなされている状態で、悪役令嬢様たちから危険分子と見なされた乙女ゲーのヒロインである主人公ルネが学園に入学するところから物語が始まります。
    悪役令嬢モノあるある、王道展開をさせていきながらも、もしこういう悪役令嬢モノ王道展開で進んだら、こういう可能性(問題点)だってあるんじゃないの?と、悪役令嬢作品に作者様がひとつの可能性を我々に示してくれているようで、とても面白いです!!
    もちろん悪役令嬢作品でしか得られない栄養はあるのですが、たま~に、たま~に、"『乙女ゲーのヒロイン』って、悪役令嬢様のために雑に消費されがちだよなぁ"と思う方に是非読んでもらいたい作品です✨
    そして、特にイケメン設定でもない相手役のフィルがまた魅力的なのです!当たり前の中立的な視点を持ったキャラであるところにルネだけでなく読者も救われるしほっとします。それでいて、ルネの顔の良さに弱い、そんな普通の男の子であるところもいいじゃん!てなるんです😃
    Web版既読勢ですので気になる方も多いであろう加筆部分についてもレビュー残しておきます!
    途中に学園祭編というWeb版になかったエピソードが加わっています。王子さぁ💢となりながらも、ほんの少しだけルネが報われるようなエピソードでもありました。終盤も、Web版にはなかった、ルネ&悪役令嬢&王子の場面が追加されており、ほんの少しですがざまぁ感が増している感じがします!
  • 恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない【合冊版】

    七ツ河ほづみ/COMIC ROOM

    1巻100ページです
    ネタバレ
    2024年4月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 内容は、婚約者と親友にはめられたヒロインがやり返すてもすっきりするお話!
    ただ1巻100ページで500円とやや割高なので、そのあたりのコスパを求めるかたは気をつけてください。内容はしっかりすっきりします。
  • 蔑む視線が最高です。

    黒月悠

    キャラクターが魅力的!
    ネタバレ
    2024年4月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 先輩のことしゅきしゅき真面目女の子と、そんなヒロインに絆され放っておけなくなる男の子のお話です。
    綿密に練られたストーリー性の高い作品というわけではありませんが、とにかくそれを補ってあまりあるほどメイン2人が魅力的です。全2巻ということでくっつくところまでで本編は終了してます。おまけの話が素敵で、真面目で恋愛経験値低い高一ヒロインに合わせてるヒーローも素敵なのだけれど、さらに先に進んだ2人のいちゃこらももっともっと見たいので続編希望です······😶
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  • 自己肯定感が高すぎる公爵様が溺愛して放してくれません!

    こいなだ陽日/笹原亜美

    自信と前向きさに満ちたヒーロー
    ネタバレ
    2023年2月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ソーニャ感はあまりない、前向きで自信に満ちたヒーローに合わせたポジティブなラブコメといった内容です。ストーリーの肝となる身代わりの最終的な落としどころについては、高度情報化社会の現代の感覚では無理があると思いつつも、蒸気機関車が最先端な文明の世界観ですので、まあアリかなぁ。何より、ヒーローとヒロインに幸せになってもらいたいと思える作品だったので、多少のご都合主義感はあってもうまくいったことの嬉しさ、安堵感の方が勝ります。個人的には本編のヒーロー視点も読んでみたかったです。それくらい、とても魅力的なヒーローでしたし、ヒロインも鈍感すぎない程よく真面目なキャラでした。
    最後に挿し絵について。表紙は正直微妙だと感じたのですが、本編中の挿し絵についてはしっかり筋肉のついたでもガチムチすぎないヒーローに肉感的なヒロインと身体の描写がとてもよく、いい意味で表紙とは全然違いました。
  • ノーカラーベイビー

    奥田枠

    溺愛系攻め×不器用な受け
    ネタバレ
    2018年5月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ デビュー作ということですが素晴らしい完成度でした!締めにタイトルを絡めているところにまとまりの良さを感じて好印象です。
    いつも選ばれなかったから、何もかも相手に差し出すしか愛を乞う方法を知らない不器用な受けと、そんな受けをとろとろに愛してくれる紳士な攻めの話。とにかく攻めが紳士で素敵です。いや、実際はまだまだ若い青年なんですけれども。
    最初はただのめんどくさいビッチ系かと思われた受けの昼間の顔がまた素晴らしいです。これは攻めも惚れちゃうの分かるし、読者としては幸せになってもらいたいも思ってしまいます。
    弟の物語への絡み方にはびっくり!まさか君がラスボスだったとはw
    まとまりがよく、攻めも受けも魅力的なんです!としか言いようがないのですが、とても気に入って、何度も読み返しています!
  • 俺は仕事ができない 【電子限定特典付き】

    ちしゃの実

    一途俺様わんこ攻め×魔性のアホ
    ネタバレ
    2018年5月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初めて読む作家さんですがどハマりしました。仕事ができないから自分を養ってくれる人を探そう(そして実際に養いたいという人が次々と現れるw)魔性のアホ受けと、学生時代バスケ部のカリスマ的存在だった受けに心底憧れて惚れ込んでいる一途な後輩上司攻めのお話。大枠でのジャンルはギャグコメディになりましょうが、そのなかで一途な攻めの想いが垣間見れて、きゅんきゅんすること間違いなし。いつまでも後輩に頼ってられないし養ってくれる人探すんだー!な受けに対して、どうして俺じゃダメなんですかと呟く攻めが切なくて好きです。もちろん受けが攻めに頼らない理由・矜恃はきちんとあって、そこから最終的に受けがどう攻めとの関係に着地点を設けるかも描かれていますので、ギャグなお話ながらすごくまとまりがあって好きでした。絵柄がややクセあって好み分かれそうですが話の魅力もあってむしろ好きになりました!ここは試し読みなどでの判断をお勧めします。エロもなかなかよし!電子特典のエロがすごく好きでした。後輩君の原点はいつもそこなのね、とw
  • 十二支色恋草子~蜜月の章~

    待緒イサミ

    優しくて甘甘で動物がかわいい!
    ネタバレ
    2018年5月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 待ってました、十二支シリーズ続編です!今回はイタチとのいざこざをメインにした話4話+捨て猫を助ける話1話の五話を収録。それに加えてコミックス書きおろし&電子書きおろし1ページあり。相変わらず正隆&コタがラブラブです。普段は紳士なのに閨のことになると絶倫全開の正隆の溺愛系攻めっぷりがたまりません。コタのツンデレ猫っぷりもとてもかわいいです。少女漫画のようなかわいらしい絵柄なのに不思議とエロ場面がかなりエロいです。そして外せないのが動物の描写!待緒先生は動物がとてもお好きなのでしょうか、ただ容貌をかわいく描いているのではなく、動きも含めてすごく動物描写が生き生きとしていて魅力的です。犬なら舌を出してハァハァしている様子がすぐに分かるとか!1巻という記載なので続刊も楽しみです!(きちんと一巻の話は一巻で完結してますのでご安心を!)余談ですが今回の話で、犬×猫にはまりそう。楠×従兄弟も含めて、脇カプメイン話も、シリーズが続けば期待できるのでしょうか!
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  • 君とはこれから【電子限定特別ページつき】

    碗島子

    この作者さんらしい作品
    ネタバレ
    2018年5月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この作者さんらしい少し風変わりなカップルの作品2作品収録。1作目はストレス抱えまくった真面目な攻め×何やら謎の多いかわいい受け。2作目は受けの抱き心地が大好きなバカな攻め×真面目な受けです。
    良かったところ。
    エロがこの作者さんらしい変態プレイもありつつの相変わらずの安定感です。すでにこの作家さんをお知りでかつお好きな方なら確実に楽しめると思います。
    二作目のカプの攻めがバカかわいくてたまりません。

    微妙なところ。というか人によっては地雷要素。
    1作目は受けが結構話進むまで別の男のことを好きというか執着しています。攻めがややピエロになってます。
    2作目。リバはありませんが攻めがバカで受けのことを愛しているため、攻めの尻に玩具挿入があります。(受けが攻めるわけではないのでそこはご安心)リバNGな私でも余裕で大丈夫だったのですが念のため。