このレビューはネタバレを含みます▼
戦争は人の心を歪ませ、相手を一人のひととして見ることも難しくなる。
対峙している相手が、子供の心身を気遣う“まとも”な人間だと分かっていても、故郷を壊され仲間を殺されたら、許すことなど出来ない。許してしまったら憎しみの行き場がなくなってしまう。だから闘う。悪いのは、全て戦争だって分かっているのに…
2023年の今でも、人間は戦争やジェノサイドを止められない。きっとかの戦地ではこれと同じ様なことが起きている。戦争ほど狂った、虚しい愚行は無い。
今この時だからこそ読んで欲しい漫画だと思い、改めてレビューいたしました。