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少年マンガ
ころす人たち
1巻完結

ころす人たち

100pt/110円(税込)

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作品内容

ジョージは軍の任務で、テロリストを警戒しながら学校に踏み込んだ。中にいたのは、何人かの少年達。そのうちの一人、アルは英語を話すことができた。「ママが死んで、家をメチャメチャにされたよ・・・あんた達に」

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • ころす人たち

    100pt/110円(税込)

    ジョージは軍の任務で、テロリストを警戒しながら学校に踏み込んだ。中にいたのは、何人かの少年達。そのうちの一人、アルは英語を話すことができた。「ママが死んで、家をメチャメチャにされたよ・・・あんた達に」

レビュー

ころす人たちのレビュー

平均評価:4.9 26件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) ころす人たち
    ひこうきさん 投稿日:2024/4/6
    【このレビューはネタバレを含みます】 34P。ころす人たち。誰もころしたくなんかない。それぞれの国の自治の家族の為に将来、心の傷となる場に赴いたり、攻撃に応戦したりするのだ。普通の人たちの一体誰がひとをころしたいと思うだろう。傷付く気持ちを忘れたくはない。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 最初はお爺ちゃんと孫に見えたこの表紙。
    Anno//さん 投稿日:2021/9/16
    【このレビューはネタバレを含みます】 レビューを拝見して気になっていた西田先生のこの作品、最初はお爺ちゃんが孫に戦争体験を話す物語なのかな?と思って読み始めましたが…あ…と。これは少し身近な話だったので辛い作品でした。 読みながら思い出した事は、食事会に招かれた友人宅に同じ様に来ていたご家族の女性。アフガン帰りで兵役についていた方でした。お子さんもいる母親です。戦地に行くとその間の本人の収入は非課税です。数年戦地で勤務し、住宅ローンや学資ローンの返済にあてるそうです。彼女の国の今の住宅ローンの金利は、他にローンが無い人で3%位。大学の授業料が安い大学でも年間300万位、そこに寮費なども加わって…それが軍役に着くと、国が出してくれます。医療費も無料になります。高卒はファーストフードに就職…という位彼女の国も学歴社会で、大学などの進学費用が賄えない高校生は卒業と同時に入隊。生活の為に母親が入隊。平時下では徴兵の義務が無いとはいえ、その社会構造は経済的徴兵制の国だなと。また移民して来た人にとって市民権を得るのに1番なのが入隊。それが悪い選択とかではなく、その国で普通の生活を送る為の大きなチャンス。作中に出てきた兵士達は、そんな状況の人達とプロの軍人が混じって前線へ送られた部隊なのかなと…そんな背景を勝手ですが想像しました。 最後に、あの子が何故兵士になったのかなと思うと、もう本当にそれは教育がそうだからかなと。西側、日本が、中国が…と名詞は何でも良いのですが、領海…日本人として…と色んな美辞麗句でナショナリズムを焚き付けて兵士にしているのかなと。(生まれた時から戦争状態の国も沢山ありますね) でも…そのヘルメット銃弾薬の全て…私達がお金を払ってそれぞれの軍事産業から防衛費(税金)という形で国が買い、夫、息子、母親、娘が…お金を払っているのに命まで払って戦地に行く…それが戦争かなと。(書いてて悲しい)後に残るのは憎しみの連鎖とPTSD…普通の生活を送るのに、生涯薬に頼らないといけなくなる。最後まで戦争と関係のある産業が儲かるこの仕組み。物語を読んでいると、その背景、そのまた向こう側までを見させられた様で堪らない気持ちになりました。 インフレだな…と思う今、何故かこの物語がすごく身近に感じて、他の国のお話というよりかは日本も経済的な理由で兵役に就く人達が当たり前の様に出てくるのでは…?と最後は怖くなりました。 続きを読む▼
  • (5.0) 感情の引き出しが増えた西田東先生の名作
    みりみゆさん 投稿日:2022/11/11
    音楽、香り、小説の一生節…ふとした拍子に触れただけで感情が引き出されるきっかけとなるものってありますよね。 私は、大人になって漫画を再読するようになって、その中に漫画が加わりまじた。 最近では圧倒的にこの作品がその感情の引き出しにな ることが多いのです。 この作品は、一応の終戦を迎えた国で戦勝国の兵士と敗戦国の少年が出会って起こる出来事を描いています。 『戦争が終わった日に、戦争は終わらない…終戦になれば、全てが元通りになるのではなく、憎しみの連鎖は残る』 『戦争は8月になったら振り返れば良いものではなく、日常になった』 そんな言葉に触れる度に、この作品を読んだときに感じたツキンと来る胸の痛みを感じます。 人類が繰り返してきた過ちと愚かさと哀しさ。 本当の意味の終戦とは、いつ迎えることができるものなのか。 読んだら色んな感情が渦巻きます。 読むと、彼の国で起きていることを、絵と交わされる会話と視線とでその場に自分がいるような気持ちになる。映画だと長すぎる。小説でもここまで端的に感情に訴えるのは難しい。大人になると様々な媒体を通じて同じテーマを扱った作品があることは知っているけれども、漫画だからこそ、無駄のない描写で情感に訴えることができる。漫画というメディアの素晴らしさを実感する作品です。 読むと、本来善良な人々がなぜこのような思いをしなければならないのか、という気持ちにとらわれてしまうかもしれない。私は、その受けた衝撃の重さに読んですぐレビューを書くことができませんでした。 でも、私はこの作品に出会い、そのお陰で彼の国で起きていることに胸の奥で痛みを伴って考えることができるようになったことに感謝しています。 まだ読んでいない方には、ネタバレなしで読んでみて欲しい。私は、読んでから皆様のレビューを読んでこの作品の素晴らしさを再確認しました。様々な想いを共有できることも、漫画というメディアの良さだなぁ、と改めて実感したのもこの作品でした。 西田先生の作品はいくつか読んでいますが、この短編は心に残る作品としておススメです。 もっとみる▼
  • (5.0) 考えることをやめたくない。
    M2さん 投稿日:2021/9/11
    色んな感情が頭を巡って、うまく整理することが難しい。逡巡し立ち止まる。そしてまた考える。皆さまのレビューを読み、また考える。 不条理の最たるものが戦争だと思っていて。幸にして、今日本はその状態にはないけれど。ただ不条理って実はそこらじゅう に散らばっていて、もちろん自分が生きている中にも、大なり小なりの不条理を目の前に突きつけられ、傍観者としてだけではなく、当事者として、悩み、もがき、傷つき。そんな想いは誰でも持っている。 戦争を目の当たりにして、傍観者としてしかいられない自分と、そこをつなぐものは何だろうかと考えた時に、ヒントのようなものをもらった本がありました。 西加奈子さんの『 i 』。もし読まれたことが無ければ、是非読んでいただきたい素晴らしい本です。 「想像力」。当事者でなくても、そこで暮らす人々や出来事について、考え、想像することはできる。軽々しく理解できるなんて言えないけれど、考えることはできる。 私がレビューを書き始めてよかったと思う最大の理由は、自分がレビューを書くだけではなく、皆さんのレビューを読むことで、想像や考えの共有ができることです。自分だけでは決して見つけられなかった作品と出会うこともある(この本がまさに)。 それがとても素晴らしいことだと思っています。 不条理の最たるものが戦争だと思うと書きましたが、きっかけは空気が揺らぐくらいの気にも止めない小さなことだったかもしれない。それこそ、私たちの周りにもごくありふれて存在しているようなこと。その揺らぎが戦争につながって行くなんて、想像もしないような。 そう考えると、自分に出来ることなど高が知れていると思うけれど、想像し考えることを止めたくないのです。 それが人が人たらしめる理由であると思うから。 戦争で犠牲になる人は、『良い人』でも『悪い人』でもなく、どこにでもいる人たち。 戦争を始める人も同様に、『良い人』でも『悪い人』でもなく、どこにでもいる人たち。だとしたらやはり想像することを止めたくない。そんなふうに感じた作品でした。 もっとみる▼
  • (5.0) 友達想いの優しい男の子の短い物語
    ベグさん 投稿日:2022/2/26
    表紙をめくると、内表紙の兵士と背中から抱きつく子どもは笑っているのに、そこに添えられた言葉にギクリとします。 「そこに絆があったとしても、僕はあなたを………。」 こんなに残酷なことがあるだろうか、と思います。 フォローしている方のレビ ューで知り、この本を読んだのはちょうど1年くらい前。気持ちが動揺しすぎて、レビューを書けなかったのだと思います。 今日もいつも通りに目覚めて、いつも通りに仕事へ行き、帰りに晩ご飯の材料と歯ブラシを買い、お風呂に入ってご飯を食べました。そして、本を読んでいつも通りに寝る予定です。 突然、この「日常」を壊され、「心」を傷つけられ、「命」を奪われる人たちがいます。人の「日常」を破壊し、「心」を蹂躙し、「ころす」人たちがいます。 連日のニュースを、いつか読んだ本の世界のように感じてしまう自分に、「これは現実だ」と言い聞かせています。 西田先生が描いたこの世界は、誰かの身に起こった、あるいは、これから起こることなのではないかと思います。あまりにも過酷で辛くて悲しい現実。 各国のトップが話し合っても、すぐには止められない攻撃。「戦争」や「侵略」は起こさないことが最重要だと改めて思います。自分は無力だと容易に思いますが、「反戦」の気持ちを心に根付かせておきたいと思わせてくれる本の一つが、「ころす人たち」です。不条理な攻撃を見聞するたびに読み返すこの本は、心を掻き立てる大切にしたい本です。 自分が幸せであることに罪悪感を抱く…そんなのは本当はおかしなことだと思います。自分の幸せを、誰かの幸せを、当たり前に感じられる世界であるように、どこに生まれても、どこで暮らしても、子どもたちが健やかに成長できるように、私も考え、想いを巡らせたいと思います。 広く読まれて欲しい作品です。 西田先生、ありがとうございます。 もっとみる▼
  • (5.0) leave no one behind
    yoyoさん 投稿日:2022/2/27
    【このレビューはネタバレを含みます】 (民主主義の理想論かな。でも皆さんのレビューに勇気を頂いて!) 社会秩序を保つ方法は2つ。従順な人を育てるか、自分で考える人を育てるか。 少年アルは前者。聡明で優しい少年は、大人が作った対立構造の中で生きています。ジョージとの対話から気づきがあり、最後に相手の立場を想像して手紙を書きます。 青年ジョージは後者。複数の価値観が交錯する世の中で、自分の意思で軍役に服し対テロ作戦に従事します。彼の最上の目標は、子どもたちの命を守る…戦争、テロがなければ、どんなに素敵な出逢いだったか。 後者を諦めず、対話を続けようと思います。命・人権を守る、犯罪行為を許さない…誰もが認める最上の目標を掲げて。方法論でお互い意見は異なって当然、着地点を見つけて合意を目指し、もがきます。誰かを責めたいんじゃない、力で従わせる仕組みを変えたいのです。結果利害が完全に対立しても、その発見と認識がスタート。腹の中隠して演じられるより、ずっとマシ。 アルの変化は希望で、人は変わる、変わる可能性があると信じます。面白い二項の対立構造を作りたがるマスコミの論調すら、この頃大きく変わりました。情報の出所を見極め、民度を高め、自分自身変化し続けて粘ります。簡単じゃないけれど、慣れればきっとそう難しいことでもないはず。そう自分に問いかけています。 続きを読む▼

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