このレビューはネタバレを含みます▼
レビューされた方々の仰せる通り、似た場面を繰り返して回りくどく感じたまま読み終えてしまいました。5巻の物語が次の6巻へ必要不可欠か?と考えると首を傾げたくなるのが正直な感想で、引き伸ばし感が否めませんでした。ただ、ロイドの心情については逆に私は好印象でした。イレーネに対する決意・誓いが感じられたのは良かったです。 求婚を辞するにしても相手が王女だから一筋縄ではいかないだろうし、王族がどんな反応を示すかも分からない・王都にすら1歩も足を踏みれていない現状としてはイレーネへ王女との婚約の事については触れられない(勝手な口約束は出来ない)だろうなー、と。でもイレーネに対する熱情を抑えきれないし人生でそんな人が今まで存在しなかったからセーブもどうしても出来ない。そんな心情が読み取れてその点については大変満足出来ました!続6巻はどう転じていくか?まだまだ期待したいと思います。最後にボヤかせていただくと完結巻数は5巻の進行具合から察するに14巻前後な気が私はしました……(遠い目) 最後まで見届けたいから健康でいなければ!