みきこさん

昭和のBLを読んだような気分です。
ところどころにあるギャグ？がいらなかったなと思いました。
個人的な好みですが画面がうるさいなとも感じました。
例えば主人公がツッコミを入れる時に右下に小さく叫んでる主人公が描かれてるのですが何度もそういうコマがあってくどかったです。

淡々と進んでいく感じがその時代に合っていてとてもいい雰囲気のお話です。
今から早く続きが読みたくて仕方ないです！

かなり辛辣になりますが、自分が描き慣れた顔以外苦手なのかなと思いました
特に体のバランスが気になって話に入り込めず……
やたら上半身が長かったり手が化け物みたいに大きかったりゾッとしちゃいました
ソファに寝転がってるシーンは体の半分が浮いてるし
あと場面転換が雑と言うかキャラが今どこにいるのか全くわからなかったです

ネタバレと言っていいのかわからないですが、とにかく甘い台詞で良い雰囲気→恋愛対象としては好きじゃない→甘い台詞→好きじゃない……を延々繰り返してるだけです
あと主人公が物怖じしない性格を表したいんでしょうか
黒髪が怖くないのか？みたいな問答が度々あるのですがその度にまるでコピペしたかのような同じ台詞を吐いてヒーローがきゅんとしてます
全てが同じことの繰り返しで尚且つ台詞も薄っぺらく、そんな薄っぺらい台詞に感動するキャラもまた薄っぺらく……
子供に対して母性を抱く過程もあったものじゃないのでいきなり命かけるほど愛情を持ってることも意味がわかりません
何か進展があるかと最新巻まで読みましたが正直一巻とたいして内容に差はなかったです
脳死してただ甘い台詞読みたい人にはおすすめかもしれません

心身共に一途な受けが好きな人は地雷です。
最初の攻めも最低だしハッピーエンドになるまでドロドロすぎるかなぁ……。
個人的に定価で買ってたら損した気になる作品でした。

最初の告白の件はBL小説の不良×平凡でよくあるパターンのやつですね。
後は無駄なシーンが多くてキャラの紹介にページ使いすぎな印象……。
絵はキレイでした。