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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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女の悩みは闇が深い(笑)2020年9月18日「東京タラレバ娘」のおまけマンガとして収録されていたタラレbarが本編として帰ってきました。好きだったので嬉しい!
読者からの悩み相談にタラとレバーが答えていくのですが、相談内容が大体めんどくさい(笑)
なんでそんな男に…とか、どうしてそんなことを…とか思いながら読んでいるのですが、他人のことなら冷静になれても、自分のこととなるとうまい立ち回りや考え方ってむずかしいんですよね。
相談内容にわかるわかる、と頷くこともあるし、なによりタラのバッサリとした返答、レバーとの掛け合いなどで、重い話もテンポよく読めます。
ただ、1ページ中の文字数がとても多いので、ちょっと疲れるかもしれません。
タラとレバーがわりと偏見に満ちているので、これを面白いポイントと見られない人には向かないかもしれませんが、冗談ぎみに捉えられれば楽しめると思います。
私は2人(?)のちょっと歪んだ意見がとても好きだし、綺麗事だけじゃない回答に好感を持っています。 -
独特な解釈の動物図鑑のようなマンガ2020年9月17日5巻まで購入しました。
生き物を創造するのが面倒だったから、神様はデザイナーに丸投げした。その神様はわりと残念なクライアントで、アバウトな癖にあれこれ注文をつけてくる。この最初の設定がもう面白い!
同じオーダーでも作り手によって全然違う動物が出来上がるところや、動物を造るときにこだわるポイントなどにキャラクターの個性が出て、読んでいて楽しいです。
実際に地球上に存在する/した生物の特徴を、ストーリーに絡めて面白おかしく解説する一方で、なぜ馬と牛のフォルムが違うのか、どうしてペガサスやユニコーンは存在しないのか、鳥が飛べるのはなぜなのかなど、1巻の前半だけでもたくさんの動物の豆知識が登場します。
作中にはデザイナーのほかにエンジニアもいるので、デザイン案がなんでもかんでも採用されるわけではなく、実際の地球上で活動・繁殖ができないと不採用か案の練り直しになります。
エンジニアの存在により、実在する動物の体の機能を楽しみながら知ることができます。
絵も読みやすく綺麗で、キャラクター漫画が好きな人、広い意味で生物の好きな人、うんちくの好きな人、「ざんねんな生き物事典」を楽しんで読める人に特におすすめです。
個人的に、食欲に特化した木村さんが好きです。