このレビューはネタバレを含みます▼
王様のブランチの『語りたいほどマンガ好き!』と言うコーナーでパンサーの菅さんがお薦めしていたのを見てシーモアで検索。
3〜10冊20%オフのクーポンが使えるタイミングで一気買いして読み始め、ノンストップで既刊全て読み終えました。
作り込みが凄い。凄まじい。何これ指輪物語かな???
他の方も言っているように原作があるようで調べても出てこないのですが、むしろ本編に原作者と同名のキャラが出てきます(菅さんも言ってました)
トールキンのように作者が言語や文字創り出してるのではないでしょうか。
倒叙的な描写もあり、未来が垣間見えます。
そこへ至る道筋を描いているんですね……(見たいけど見たくない)
いつの時代のどこの国にも起こり得る宗教や民族的な対立、差別、戦争・虐殺……
それらとさほど関わることがない日本人は、本当に能天気なのかも知れないと思い知らされました。
中高生に読んで欲しい。
史実ではないけれど、歴史の取っ掛かりに適していると思います。
ここからあの2人がどう対立していくことになるのか想像がつかないですが、全てを見届けたいです。