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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • ノっぴきならぬ 分冊版

    こふで

    恋と愛は違う
    ネタバレ
    2025年3月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 無料版と12話を読みました。
    この作品が好きな方には申し訳ないのですが、基本的に寅次も八重辰も遊び人ですよね?遊んでいるときに出会い恋に発展しただけで本質的にふたりとも不誠実だと思います。長いものに巻かれろ的な部分もあり共感するのが難しく感じました。ふたりは恋しているとは思いますが愛し合っていない気がします。もし愛し合っていたのならもっと違った展開になっていたのではないでしょうか?
    下半身優位でする恋と、真心でする愛は似ているようで違います。私が読んだ限りではこの作品から恋は感じても愛は感じられませんでした。
  • 神さまの言うとおり弐

    金城宗幸/藤村緋二

    人間の生の、美しさと醜さ。
    2017年5月18日
    人間って、ある意味特殊な生物だと思うのです。生きながらにして、日々の積み重ねの先に死が待つことを知るのですから。

    生きている以上、死ぬのは当たり前です。けれども、どうしてだか最近は、死について考えないようにしている人が多い気がします。

    考える、考えないは個々の自由です。でも、意識しようとしまいと、その時は万人にやって来ます。誰も逃れることはできません。

    死は緩やかに訪れることもあれば、この作品の登場人物たちのように突然、理不尽な形で与えられることもあるでしょう。

    問題は、最期の刹那をどう迎えるかだと思います。これには一人一人の生き方の違いが表れるのではないでしょうか。死に様は生き様、ともいいますから…

    そう考えたとき、この作品のなかですぐに散った子たち、特別焦点の当たらなかった子たちは、作者の目に映った、人間としての生から逃走している人々の姿のように思われました。

    賛否両論の作品ですが、私には生の不条理さと死の公平さ、人間の美しさと醜さについて深く思索を巡らせたもののように感じられます。
  • 神さまの言うとおり

    金城宗幸/藤村緋二

    『弍』に続く前奏曲。
    2017年5月18日
    この作品で張られた伏線は、続編の弍で回収されます。感覚的に弍が主題です。
    本作だけでは不完全燃焼ですが、弍を読み終えれば評価が変わると思います。
    (私の場合は☆2つ→☆4つになりました。)
  • 三国志烈伝 破龍

    長池とも子

    魅力的な三国志幻想
    2008年10月3日
    三国志の魅力的な登場人物、曹操、孫堅、孫策、劉備、諸葛亮を始めとした人物達が織り成す、切なくもあたたかいストーリー。ベースは三国志演義だと思います。ファンタジー要素が強めの作品なので、三国志演義が好きな方は勿論『捜神記』や『リョウ斎志異』が好きな方にもお薦めします。