このレビューはネタバレを含みます▼
こんなにも純粋で残酷な、現実とはかけ離れた設定なのになんか頑張って生きようと思える、不思議な冒険譚は初めてです。
ロリショタグロの作者の癖満足漫画だと思ってごめんなさい。(それもあながち間違いでないようだなとおまけページで毎回目を覚まさせられるのですが、それもそのうち楽しみに)
大きな夢に突き動かされる人間はここまで残虐に犠牲さえ必要悪どころか正義として、純粋に夢のためと歩めるものなのか。歩めず心壊れた人たちが、超絶夢自己中サイコパスなリコや心優しいレグ達との関わりの中で形を失っても救われていく、また歩み出す姿に心が打たれます。
とにかく伏線が気になる気になる!
つくし卿にはどうか長生きして最後まで描いて欲しいと願っています。