ぱやさん

二巻で購入のやめていたので過去の自分はなぜ続きを買わなかったんだろう、と思って久しぶりに読み返しました。
一巻の半分くらいで「あ、これ苦手だ」と。お相手のギレン殿下が主人公の人権無視しすぎなんだよなあ、ていう感想。主人公の意志や気持ちをまるっと無視して婚約を押し付けてくるのが気持ち悪くて、メインヒーローなのに受け入れがたいなと思ってしまったのが二巻以降を読めない原因だなと感じました。ついでに主人公も自分の意志を無視されてるのにさらっと流してる感じも好きじゃない。周りの家族は守ってくれてるけども、当の本人がそんなんじゃいくら守ってもキリがないだろうに、そこまで考えてなさそうなとこも自分本意で嫌だな～と感じてしまいました。

内容は王道ですが、もしも今時のきゃぴっとした絵だったらガッカリ感があったと思います。
どのコマも美しく描かれていて毎ページ本当に見ていて楽しい。

登場人物の恋愛感情に説得力のある描写がないので、あんだけ効率効率言ってるわりにアレシュを前にした時だけ色ボケになる主人公に違和感しかない。アレシュも子供が権力を持ってしまったような振る舞いしかせず、全くカッコいいと感じられない。主人公も効率厨ならこの手の人間は嫌いそうなのに好意を持ってるのが余計に理解できない。
最終的にはアレシュきもいなあ、とぼんやり思いながら読んでしまった。

可愛い絵柄とコミカルなコマ、お話もすっきり纏まっていて読んだあとの満足感が大変良かった。
出雲がわりと淡白に見えがちだけどしっかり嫉妬してるのかなーとか読者の方で感じさせる描写があってよかった

全体的にスッキリとした展開、絵柄ですが、シーンのひとつひとつに「こういう気持ちでこのセリフ言ったのかな」とか「こんな過去があるからこうなったのかな」という読者に考えさせる余地があり、後の展開がそれをより確信させる感じでした。個人的にはそれがすごくよかったです。

２巻まで読みました
1巻を読んだ時点ではまだ２巻は出ておらず、続きを読もうかものすごく悩みました。
相手の伯爵がナチュラルに差別的というか。
普通にラムの言動や意思を無視するくせに、自分のやりたいことしたいことは押し通そうとしてくる。正直言って現実世界にいたら付き合いたくないです。変なシャツ着てるし。
しかしカノンくんが好みすぎて悩み2巻購入。
するとなんと2巻でラムが伯爵にズバッと言ってくれてしかも鉄拳制裁。かなりスッキリしました。
1巻での伯爵の一人語りシーンはフーン、てかんじでしたが2巻では気持ちがスッキリしていたのでなるほどねそう言う事情かと少し気持ちに寄り添えるようになりました。
けど相変わらずラムは不当に扱われてるし、2巻時点ではぜんぜんスカッと終われません。
3巻でどうなるのかだいぶそこで評価も変わってくるなとおもいます

三巻の半ばまで読んで、一旦お預けになり、そのあとずっと続きが気になって仕方ありませんでした。
二人は幸せになるのかな、とかハッピーエンドでありますように、とか……。
帰ってから続きを読んで、泣きながら読んでよかったって思ってます。
私はどちらかと言えば夜側の人間なので、姫ちゃんを理解するのは難しいけど、それでも夜が姫ちゃんを好きになった理由はすごくよくわかる。
人生に正解とかないし、幸せなのかも実感しづらいけど、互い幸せになってほしいな、と読み終わってから思いました。

最新話の秋国編？
個人的には秋国の子がいちばん好みなのでわくわくしつつ、主人公と幼馴染みの関係にも徐々に変化が、、
とにかく続きが！続き早く読みたい！！！
ニコ山先生のお話本当にだいすき！！

６巻にて
夜中に女子の部屋に男2人で尋ねたり、主人公の拒絶にもかかわらず無理矢理触れて装飾品を取ったり、魔法が解けた主人公に対し身分が分かったのに体に勝手に触れたり、
やってることがキモすぎて鳥肌立ちながら読みました。
今後この王子様が主人公のお相手になるのだと思うと、今から好きになれるか不安です。
時代背景、設定と言われればそれまでですがこの令和の時代にわざわざやるんだ？といった感想
台詞回しやらは読んでいてむず痒さを感じる程度で、ストーリーはなかなか斬新で面白いと思います。
上記の王子様の行動が平気だと思う方は読むべき作品です。