ひいろさん

訳あり令嬢に幸せなエンドロールを 異世界アンソロジーコミック

梅之シイ/ARATA/田中冥土/桑乃あやせ/早志ねま/みなべゆうり/ハマサキ/六花きい

買って良かった

2025年3月13日

いつもは少女漫画系のアンソロジーを読むことが多く、女性漫画のアンソロジーはどんなものかと思って読んでみたら、どれも絵が綺麗なのはもちろんのこと、一つ一つの物語の心理描写が深いし、ストーリーの展開もしっかりしていて、物語に引き込まれるようにして読み進めることができました。
最後がいきなり終わった感じのものもありましたが、途中が面白かったので許容範囲でした。

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死にかけ悪役令嬢の失踪

和泉杏花/鈴ノ助

全体としては好きな作品だけど

ネタバレ

2024年3月13日

このレビューはネタバレを含みます▼ 心理描写が細やかで、全体的には興味深く読み進めていきました。
ただ、事件が起こった後での最後の家族との話し合いが、ただただ上っ面の綺麗事を並べているだけに感じてしまって、ここだけは読んでいて不快感を持ってしまいました。
この先、関わり合いを持たないことで、主人公に不都合な出来事が起こらないのであれば、ざまぁなんて、他にやりたい事がある人にとっては時間の無駄でもあるので、あっても無くてもいいように思います。でも、散々な目に遭わされた相手に、いつかまた家族に戻りたいという口約束なんて必要ですか？それは本当に許せた時に言う言葉であって、いつ許せる時が来るかわからない状況で口にするなんて、主人公はどこまでもいい子ちゃんでいたいんだなとため息が出てしまいます。
また母や妹たちをはじめとした先生意外の登場人物たちは、悪意がないと言われても、やっていることを見ると、自分の中にある悪意に気付けるだけの思いやりも知性も持ち合わせていない無能にしか見えず、そういう無能の人たちが国の中心に集まっているなんて、そのうち国が滅びるのではないかと心配になってしまいます。
それ意外のところは好きな作品だった、真ん中を取って星三つにします。

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獣人領主の偏愛ペット～今世では俺が飼い主だから

猫林

絵が綺麗です

ネタバレ

2024年1月26日

このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻まで読みました。
絵がとても綺麗ですが、それに反して内容がシュール。
転生する前は飼い主とペットという関係が、転生した後はその立場が逆転します。
どちらが飼い主の時も、相手をとても慈しんで可愛いがるのですが、ペットになった主人公が、自分が飼い主の時と同じように愛情を注がれてれも、それを素直に受け入れることができません。
それが、なんだかペットへの愛情なんて飼い主の自己満足でエゴに過ぎないと言われているような気になってしまって、現実にペットを飼っている私自身には、耳が痛くなるような気になってしまいました。
この後、どんな展開になっていくのか、ちょっと想像できないのですが、ハッピーエンドになるためには社会の構造から変わっていかないと無理なのでは、なんてことを頭に入れながら、もう少し続きを読んでみたいと思います。

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鏡のむこうの最果て図書館 光の勇者と偽りの魔王

冬月いろり/Namie/三登いつき

絵本のようなお話

2023年6月10日

まるで童話のような、そして絵本のような、素敵な物語でした。
登場する人物がみんな優しくて、読み終わった後は、しんみりしながらも優しい気分にしばし浸れました。

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転生したら悪役令嬢になりました。婚約破棄のイベント、早く来い

和泉杏花/m/g

他の悪役令嬢ものとは違う発想

ネタバレ

2023年3月10日

このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画を読んで続きが気になっていたところ、安くなっていたので購入して読みました。
結果、とても面白くて一気に読んでしまいました。
他の方が指摘されているような説明くささは、私は気にならなかったかな。
前半は、ヒロインの生まれ育った国で、自分や周りの人の記憶が書き換えられていく中での心理的な葛藤や、それに抗っていく様子をヒロイン目線とヒーロー目線で描かれている様子は、他の悪役令嬢の転生ものとは、かなり雰囲気が違って、ちょっとしたサイコホラーっぽさも感じドキドキしながら読みました。
そしてその後の別の国へ渡ってからのファンタジー感満載の展開は本当に面白い。
後半のザマァは、相手にしてみたら、とても怖いものだから、他の悪役令嬢ものと違う様相と言えるかもしれません。
でも、とても良くできたストーリーで、夢中になって読んでしまいました。

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メイデーア転生物語 この世界で一番悪い魔女【分冊版】

友麻 碧（富士見L文庫/KADOKAWA刊）/夏西七/雨壱絵穹

ファンタジーの王道

2022年4月4日

最初にコミックスを読み、続きが気になって我慢ができず分冊版を読み、次に小説を読みました。
さらに、このメイデーアの元となっている長い長い物語をなろう系で読み込みました。
なろう系の話と小説やマンガは多少設定が違ってきていますが、それでも読み進めれば読み進めるほどに見事なまでに構築された世界観に夢中になるばかり。まさにファンタジーの王道です。
なろう系の話より、さらに内容が洗練されている小説は、本当に続きが楽しみです。もちろん、それに続くマンガも続きが楽しみで、読み続けていきたいです！

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薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～

日向夏/倉田三ノ路/しのとうこ

これからも読み続けたい

ネタバレ

2022年3月24日

このレビューはネタバレを含みます▼ 本当は綺麗なのにわざと不細工に化粧をしている、とても賢い女性のお話。いろんな難題を豊富な知識で解決していく様が読んでいて心地いいです。

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アルテ

大久保圭

毎回毎回今後の展開が楽しみです

2022年3月24日

絵もストーリーも、そしてなにより主人公のアルテの生き方がとても力強い物語です。
16世紀のヨーロッパが舞台ですが、この時代はどこの国でも男尊女卑が当たり前で、特に女性の自由なんて無かった時代に、絵を描くことが大好きなアルテが男性社会の中で絵描きを目指すというストーリー。
想像を絶する逆境の中、強さだけでなく、アルテの優しさや明るさが読んでいて、とても心地よく感じる作品です。
これから先も読み続けたいです。

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遺書､公開。

陽東太郎

心の機微の表現がすごい

ネタバレ

2022年2月26日

このレビューはネタバレを含みます▼ 最初はタイトルの奇抜さに気後れしながらも無料版を読んでみると、それぞれの立場の物の見方や感情の表現がすごいと感心してしまい、一気に読み進めてしまいました。
おそらく作家さんの日ごろからの観察眼がすごいんだと思います。
途中で繰り返されるどんでん返しにも、いちいち素直に驚かされました。
でも、ラストの数ページのどんでん返しはいらなかったかな。それまでは文句なく星五つでしたがラストの後味が悪くて星三つです。
私の見方が性善説に偏りすぎてるのかなぁ。

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ルシア【タテヨミ】

Skye/TARUVI

面白いです

2022年2月22日

前向きでかわいい主人公の性格が大好きです。
ビジュアルが美人じゃないけど魅力的という設定ですが、性格もまさにそんな感じ。
無料版だけ読むつもりが一気に60巻まで読んでしまいました。
ただ、前半はテンポ良く物語が進んでいたのですが、だんだんとイチャイチャシーンが長くなって中弛みしている感じと、絵がいまいち好きじゃないので星三つです。

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転生した悪役令嬢は復讐を望まない THE COMIC【分冊版】

あかこ/磐秋ハル

現実的なファンタジー

ネタバレ

2022年1月26日

このレビューはネタバレを含みます▼ 転生物語ですが、主人公は同じ世界に時間をおかずに生まれ変わったということで、人間関係やそれに基づいた心理描写がわかりやすく、主人公だけでなく、主人公を取り巻く人達のそれぞれに共感しやすいと感じました。反して、今後の展開が良い意味で予想が難しいので、どうなっていくのかちょっとハラハラしながらも楽しみにしています。

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間違いで求婚された女は一年後離縁される【完全版】

ヤマトミライ/Amary/ほいっぷくりーむ

幸せになって欲しい

2022年1月25日

とてもかわいそうな境遇の主人公に、さらに追い討ちをかける辺境伯には憤りを感じましたが、誤解が解けてからの辺境伯は心から反省し主人公に優しく接してくれるので安心しました。
健気で誰に対しても心優しい主人公には無事に幸せになって欲しいです。

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目覚めたら怪物皇太子の妻でした【タテヨミ】

Hagwa/Jang Namu/Bakha

かわいいです

2022年1月25日

今やおなじみの転生ものですが、主人公の心遣いが優しくてホッとしながらも一気に読んでしまいました。主人公達が大人になって、どんな展開になるのか楽しみです。

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辺境ぐらしの魔王、転生して最強の魔術師になる

村市/千月さかき/吉武

一気に読めます

ネタバレ

2022年1月24日

このレビューはネタバレを含みます▼ 前世が魔王の転生物語。
魔王がとても心優しくて安心して読み進められるだけでなく、話の展開がとても面白いです。

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ヌリタス～偽りの花嫁～【タテヨミ】

りとう春墨/Jezz

ヌリタスがんばれ

2022年1月24日

あまりにも虐げられ続けながら生きてきたヌリタス。
普段はここまで主人公が不遇な物語は好きではないのですが、ヌリタスの健気さに惹きつけらて一気に読んでしまいました。
この先の展開が気になります。

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