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今月(5月1日~5月31日)
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シーモア島


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梶原一騎の『裏』作品2019年10月28日『人間凶器』久々に読みました。この作品は完結前に梶原一騎が逮捕され、そして、釈放後に唯一連載再開し、完結した作品です。(最終作品は男の星座)格闘系の作品を多く世に送り出している梶原一騎ですが、特に彼の人生の中で大山倍達との出会いは大きく、彼の作品に多大な影響を与えています。その中で、表を『空手バカ一代』とすると裏は『人間凶器』『カラテ地獄編』となるでしょう。(光『愛と誠』影『人間凶器』)作者自身も作品の中で触れていますが、この作品はたぶん本人の体験等を元に作られており(勿論、梶原一騎特有の誇張や誇大表現にはなっていると思いますが)正直、作品の評価としては、好き嫌いを含めビミョーと言えるかもしれません。ただ、『性善説』孟子『性悪説』荀子『性無記説』告子世の中は色々なものの見方捉え方が有り、『逆もまた真なり』なのかなと思います。この作品を読んで頂くと、たぶん他の作品の捉え方が変わり、面白いかもしれません。興味がある方は試してみて下さい。
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久々の続巻が気になる『まんが』2019年10月28日スポーツ漫画、古くは梶原一騎系スポ根から小山ゆうや塀内真人系さわやか感動系、ラストイニングの様な指導者の視点に立ったものまで、幅広く存在します。しかし、この『神様のバレー』
は、アナリストというポジショニングの裏方が主人公という珍しい視点であるだけでなく、(情報収集から戦略奇策等)心理学(たぶん)に基づいた伏線をいくつも張り巡らせ、更には、裏方のみならず、表(選手)にもしっかりスポットを当てて表裏一体・奇想天外?の展開していきます。
まさに、原作者・漫画家・編集が一体となり、作り上げているのが読み取れます。
これは、漫画好きのみならず、バレー好き、小説好き、等など、様々な価値観を持った人たちに是非一読して頂きたい『超おすすめ』の作品です。