りのりんさん

韓流王宮物で想像以上に内容がしっかりしたシンデレラストーリーです！
イラストも分かりやすくかつ美しい絵柄でよき。
少女漫画らしい華やかさもあり絵柄嫌いな人はいないのではないでしょうか！
ヒーローにあたる王もこれ系にありがちなただの優男ではなく反逆の意志のあるイケメンで予想外に魅力がありました。
また読み始めたらあっという間で読ませる話を作るのが最低限上手な方なのでしょう！
他の方も書いてますが最終回なのが惜しい作品ですね。

タイトル通りです。
貴族として名を馳せた藤原氏の祖である中臣（藤原）鎌足＝豊璋（当時倭＝日本に来ていた百済の王子）説は昔からありました。
鎌足の名前が文献に出始めた時期と豊璋の来日、そして名前が文献から消える時期と豊璋の帰国が重なっているからです。
また、当時の政治を担う重鎮の豪族階級に渡来系は数多くいました。鎌足が渡来人に当てはまっても何の不思議はありません。
他にも証拠となり得そうな様々な説はありますが……
ともかく、大胆にもそれを採用し、かつ破綻がなく描くことが出来ています。素晴らしい。
本来なら蘇我家を渡来人とする説の方がありがちといえばありがちなんですが、この漫画はそこには行かずに鎌足としてるのが面白いと思います。
また蘇我家と中大兄大海人兄弟との意外な繋がりにも驚かされます。
大海人＝蘇我入鹿との不義の……というこれまた大胆な説を採用しています。
この辺りは古代史に詳しい方は不満を覚えるかもしれませんが物語として面白さに深みを与える設定となっております。
おすすめです！ぜひ読んでみてください。

こんな女子多いだろうな～という意味では共感できました。
絵も可愛い。
けど肯定は出来ない！！
別に貞操守れとは言わないけど、女だって色んな男と遊んでもいいんだけど。
アラサーでこれはさすがに行き遅れまっしぐらかと……典型的な都合のいい女！
けど自分でそれに気が付かずに私ってモテてる～とでも言いたげなほおをポッと赤らめてる表紙がまた……紛らわしくも痛々しい。
作者様も分かっていて皮肉を込めてると思いますが。
誰とくっつくのかとハラハラしながらフィクションとして楽しんで読むのはアリですが、真に受けて読むのは出来ればやめた方がいいと思います。特にアラサー以降の妙齢女子。
穴◯テと愛されの区別がつく女性は大丈夫と思いますが…。
ストーリーでは愛されても、現実でこれやるとズルズルと都合いいセ◯◯にされて気が付けばもうこんな年齢……というよくあるパターンになっていると思われます。

面白かったです！
確かに他の方のレビューにもある通り、ヒロインはいくら田舎の村といえども、27歳という若さで校長になるほどの優秀な女性であるはずなのですが…終始おっちょこちょいというか、ドジッ子というか、とにかく即行動派なのでちょっとハラハラさせられます。
が、正に明るく元気にたくましく！と、ヒロインが少女漫画の王道を行く性格で、最後まで安心して読めます。
正に朝ドラのヒロインを見てるよう。
終わりも納得のハッピーエンドで、爽やかな読後感を得られます。

ヒロインが妊婦なのに、それもおそらく妊娠初期と思われるのに、まず車で事故っても母子ともに無事、退院直後に厨房に立って働いても、階段を踏み外しても母子ともに健康…と、結果オーライだったからよかったもののハラハラしましたToT
それ以外は面白かったです！
お互い一途で想いが強く、読んでてほっこりできます！