私を探さないで、ひとりにしないで。[ばら売り][黒蜜]
Kimura/北郷海
このレビューはネタバレを含みます▼
普通の人が普通に対処できる範囲のことに頭回らないあたり、精神的に追い詰められた人の状態の表現リアルだなと思いました。日々不安に圧迫されているから暇があればダラダラしたい、というかそれ以外ができない。
ちょっとしたことでパンクする。フラバ起こす。
役場も周りみんな他人事。
自分も自分のことで精一杯だけど、
自分の事だから仕方ないし自分が悪いと自分を責めてしまう。
頼って助けられた経験がないから自己評価も他人に対する信頼感も薄くて下手するとみんな敵に見えてしまって頼れない。
クラスメイトに思い切って話しても引かれてたし。
頼っても母に居場所バレるのがひたすら怖い。
そんな自分を受け入れてもらえないのを理解して息をひそめている。
爆発して暴れたことも反省してるけど被害者ぶってしまう気持ちがある、それをまた自戒しなければと責める。
きっついですね。
アプリで出会ってたかが三回目の男は優しそうでも信頼するにはまだ早いでしょうね、言葉の端々からマザコンぽさとかモラハラぽさ感じるのに…主人公は生い立ちから判断力鈍ってると思うけど若い子は本当気をつけてほしい。
母親に居場所を知られたくないという気持ちもあり信頼して話せる相手を作れないのだろうし、反面理解者を求めて一縷の望み的に親類全てとは関係を断ち切れず寂しい思いをしているのだと思いますが
なんというか、判断力や詰めの甘さなどの点、主人公にはADHDなどの気もありそうに感じました。
モヒカンの子が最後までどうか良い人であってほしい。