このレビューはネタバレを含みます▼
ついに青森星蘭戦完結。アシトの覚醒によりNボックスを打ち破り、最後は阿久津が決めるという展開は胸熱。また、なぜアシトがサイドバックなのかが明らかになり、そこで出てきた内田篤人のエピソードも心を打たれた。そして、何より印象に残っているのが、阿久津の母親とのシーン。阿久津が自分自身で母親との因縁を乗り越えたこと、阿久津の帰るホームであり続けたエスパリオン、一連のシーンから内部昇格組にはない阿久津の持つ強さの秘密を知ることができた気がした。また、セレクションの時にアシトのスパイクを馬鹿にしていた阿久津が、新しいアシトのスパイクを見て「いいスパイクだな」と言うシーンも感動モノ。アオアシ史上最重要巻という触れ込みに違わぬ最高の一巻。