このレビューはネタバレを含みます▼
最終巻は涙無しでは読めませんでした!
そのくらい何度も予想を裏切られる展開で、流石やまもり先生だなぁと思いました。
私は先生推しだったので、最後先生をフッた時は衝撃を受けました。
しかし、改めて思い返してみると
序盤でちゃんと先生が告白をしなかったところ、
そして主人公が「本当に付き合ってるのか分からない」と
悩んでいた部分が私の中でもモヤっていて、
その時点で先生とくっつかない伏線は出来ていたんだなぁと気が付きました。
先生は友人の姪として主人公と出会った時点で
何となく他の生徒とは違う意識をしていたし、
生徒と分かった時点で恋をするつもりはなかったと思うのですが、
好きという気持ちが溢れてしまうばかりに、
言葉にはできない分、態度に出てしまったのかなと思います。
ただ、アラサーの私から見て、
何度も「大人気ねー!」と言葉が出てしまうようなことはありました(笑)
恋をするとはこういうことなんでしょう。
この作品に誰も悪いキャラクターはいませんし、
この結末は全員にとってハッピーエンドだったと思います。
ただ、私を含む先生推しの皆さん!
この残念な気持ちの行き場が無くて辛いですよね!?
そんな時は是非、次作の椿町ロンリープラネットを読んでください。
設定は違いますが、似たような部分が沢山あります。
私は今から椿町を読んで、この焦燥感を払拭してきます(笑)
改めて、やまもり先生の作品に出会うことができて幸せだと思いました。