このレビューはネタバレを含みます▼
作者様買いです。
今回の作品ももうとんでもなく凄いです(語彙力)
コータローくんもそうですが、深いテーマにも関わらず先生の笑いのセンスが秀逸なので、クスッと笑ってしまうシーンも多くその緩急も魅力です。
作者様は、人間の綺麗なだけではない感情や、そうなってしまった背景、そこに至るまでの過程を丁寧に描いてくださるので、色んな視点から物事を見る事ができ、自分が当事者、もしくは第三者だったら‥といつも感情移入してしまいます。
それぞれの人間の感情をここまで掘り下げて書いてくれる作品はなかなか無いと思います。
表紙の山城くん視点のお話はまだ無いので何考えているのか掴みどころのない男の子ですが、言動はストレートな分わかりやすくもあるので、山城くんの心情を想像しながら楽しく拝読してます。
個人的には、一巻から樋口くんが大好きすぎて!!!この感情どうしたらいいでしょうか!!どういう所が好きなのかというとラテアートにウンコを描いてくるところです。そして、樋口くんといる要が1番好きなんですよね。しかも樋口くんが栄養士の勉強をしたいと思った理由や過程が何よりも尊すぎませんか‥?
見た目ヤンキーでピアスもばちばちなのに、性格は慎重で真面目で面倒見がよくて、それだけでもうメロ男なのに、3年間も一途に片想いしてるって‥どこまで沼男なんだ‥??
要兄が店に来た時は、自分も怖いのに身を挺して要を守ろうとしてくれて(結果大人が助けてくれてよかった)正義感が強く、けど裏ではいつもバ先のお兄さん達に慰められて相談してるのも可愛いし、
何よりも!!!要が大学合格したとき樋口くんは泣いて喜んでくれましたが、涙がでた理由は合格した事ではなく「要がまた心の底から笑ってること」だったんですよね‥。愛が深く、こんなにも誰かに惜しみなく愛情をそそげるって素敵です( ĭωĭ )メロ男よ
育った環境や自分を取り巻く物によって価値観なんて人それぞれで、その人にとっての正義が別の人にとっては違ったり、悩みや抱えてるコンプレックスも他人から見たら何でもなかったりするけど、その違った価値観に自分が救われたり、逆に自分の固定概念に苦しめられていることに気づいたり、小さな出会いが人生の救いになったりする事を改めて感じました。
3巻も今から待ち遠しいです。先生、こんな素敵な作品を生み出してくださりありがとうございます。