このレビューはネタバレを含みます▼
主人公は結婚間近だった同僚カレシを後輩に奪われます。
居づらくなった主人公は退職するのですが、登録した派遣会社の派遣先で彼女の仕事振りを評価した雇い主から依頼を受け、期間限定の契約結婚をすることになります。
コミカライズの中で、その浮気した元カレが営業成績を落としそうになっていたり、家事を浮気相手である現カノに頼もうとして断られたりする場面があるのですが……。
多分ざまあのつもりで描いているのでしょうが、浅はかなエピソードばかりで「こんな元カレと付き合っていた(あまつさえ結婚しようと考えていた)主人公、ただの〇〇では?」と思ってしまい、元カレと後輩が登場するほど読めば読むほど、「主人公は見る目が無い人間であった」と強調されている気持ちになり、このコミカライズ自体を全く応援できなくなってしまいました。
原作では主人公を応援できていたので描き方かなとは思いますが、私には全く合っていないです。コミカライズの方はもう読み進めないと思います。
分かりやすいざまあが欲しい人や、主人公とヒーローとの恋の行方だけを見守れる人には良いのではないでしょうか。