代わりの花嫁 ~愛する人と、姉の代わりに結婚します~
梅田みさ
このレビューはネタバレを含みます▼
弱小でもない国の王太子の妃になったヒロイン。
とことんヒロインと向き合わずヒロインの姉にはにこやかで優しく、妃のヒロインとは会話もなく食事も別。もちろん寝室も。
周りからヒロインがどう思われるか想像する能力もないのに(だって新婚で王宮に住んでるんだから周りに注目されてるはず)実はヒロインのこと好きでした!となっても(予想はついたよ…ストーリーの都合上)としか。そもそも幼少時から邪魔にしてたのにいつから好きに?
ヒロインとヒロインの親友、ヒロインの乳母しかマトモな人が出てこない。
王太子は肝心なことはしゃべらずヒロインを傷つけまくった挙げ句、ヒロインの仲のいい学友に嫉妬する。
出来のいいはずの姉は妹の旦那とベタベタした上に、一緒に産院に行くわ、実はこの人が好きなんです!と別の人が好き宣言をしてもめ事を起こす。王太子と結婚したくないんだからそりゃ相手がいるよね…。
姉の相手も、相手が主君の婚約者候補と分かっていて結婚は反対されると分かっていて子供をつくる。
この人たちに囲まれたヒロインがひたすらかわいそうなんですけど、健気で優しいヒロインは全てを許すお話。
もういっそ、みんな(親友と乳母をのぞく)ヒロインに捨てられればスッキリするのに。
おまけに父親まで姉は大事な娘、妹であるヒロインは優秀なのに認めてもらえず不出来扱い。ヒロインの許しを得て大団円になるんだろうけど、ヒロインにはもう別世界に転生してでもこの人たちと離れて幸せになって欲しい気がする。しかし愛する妻の母親について何も知らない王太子ってホントにヒロインのこと好きなの?幼なじみなんでしょ…。
気になって読んだ最新話、またヒロインの旦那にあて馬が出てきそうな予感がします...。