このレビューはネタバレを含みます▼
舞台設定が1992年(28年前)、そしてさらに1970年代を懐古するというストーリーなのですが…当時の空気感がとてもよく描写されていて、実際に自分は70年代のアメリカを知らないはずなのになぜか無性に懐かしくなってしまいます。元々絵が好みだなと思い購入したのですが、絵は勿論の事ストーリーの丁寧さ、設定の作り込みに大っっっ変感服しました…!後半のトレヴァーとジーンが心を通わせたのち、夢で子供の日を思い出しながら涙を流すシーンは思わず感情移入して泣いてしまいました。こんなにサイコ〜〜〜〜なのにこれが20年も前のことで、そして今現在トレヴァーがジーンと一緒にいない…!?というのが大変不穏で胸が掻き立てられますが、2巻があるということで楽しみに待とうと思います。