Da.tenkoさん

悪役令嬢を主とした作品は多数あり、令嬢ものとなると非常に多く、どの作品にも魅力があると思います。しかし、全ての作品を網羅するのは難しいので、オススメを探しているという方は是非一読ください。
乙女ゲーム世界への転生というのは珍しくありませんが、描かれている世界はゲームという括りを外れ異国&異世界を想わせるもので、新しさを感じるストーリーです。
とにかく主人公が可愛らしく、絵柄の美しさにも癒されてます。
既刊されている巻数が少なく、次巻が発刊されるのが非常に待ち遠しいですが、お試しで読んで続きが気になっても、躊躇わずに購入しやすいかと思います。

1話目をプレゼントで頂いて、早速拝見致しました。そして、早々に続編と書き下ろしの付いた単行本版を購入しちゃいました。
本当、出会えて良かったって思える作品です。
表紙のイラストは勿論ですが、中のカット(絵画)も描写も美しく、魅力的なカットが多く、ストーリーは、BＬというジャンルではあるけれど、ジャンルを超えてファンタジー童話のような、文学作品のような味わい深い作品です。
是非とも、多くの方に読んでいただき、ごく自然に『夜明けの唄』の話を語らうことができれば幸せです。

1話目を読んで、非常に魅力的で美しい絵だけに、画が細かく周りの余白(白空き)が少し気になりました。でも、謎解きような展開から次が気になり、２話３話と読み進めると、最初の白空きが題名やストーリーに絶妙な効果を与え、白と黒の対比描写が魅惑的な展開を更に盛り上げてます。
今何話目かを忘れるほどに、読み始めると引き込まれ、現在配信されている話まで一気に読み耽ってしまいました。
絵も大変魅力的で、人物のみで無く、アニメーションのように背景の自然や住まい・調度品等の細部に至るまで丁寧に描かれており、朝や夜の時間帯がわかるような配色で、ストーリーは完結してませんが、作品としての完成度が非常に高いと感じてます。

ふんわりと柔らかなタッチの絵が印象派の絵画のようで、モノトーンの漫画に光と色味を感じさせてくれます。
どこかノスタルジックな異国の片田舎を感じる描写が、重苦しい筈の主従関係や身分差を和らげていて、ただただ二人の幸せを願う優しい気持ちになりました。
スピード感やハイテンションなコミカルさを求める方には物足りないかも知れませんが、しっかりした筋のあるストーリーで、映画になってもGood 👍って感じです。

今更ですが、非常にオススメです。d(^_^o)
なるべくアニメとコミックのどちらもご覧になると更に楽しめると思います。
アニメでは、コミカルでアップテンポな会話や、アクティブでスピード感のあるストーリー展開を楽しみ、コミックでは、活字としてセリフを目にすることで、登場人物の人間性まで見えてくるようで、深みが増します。
この台詞好きとか、このシーンがグッとくる等じっくりと楽しむのがオススメです。
コミックの表紙は、シックでスマートなスパイものを連想させる装丁ですが、イメージを覆すストーリー展開と、魅力的なキャラ達に顔も心も綻んで、癒されてます。

中華風時代物に嵌り、"中華風"で検索したらオススメにあがった作品ですが、『オススメありがとうございます』って感じです。
しっかり沼にハマっ…、いえ浸ってます。
タテヨミということもあり、ページ間の隔たりは無く、美麗な絵と髪や衣装等の上下への拡がりが合わさって流れるような麗しさに魅了されました。
しっかりしたストーリー性もあり、内容重視の小説派の方にも、是非オススメしたい作品です。
私的には、かなりランキングの高い作品なので、出会えて幸せです。完結まで読み続けようと思います。