このレビューはネタバレを含みます▼
話自体はとても面白く、絵も綺麗なためとても読みやすいです。
ただ原作の方のあとがきに「自分は○○という要素が好きで、この話にもちゃんとその要素を入れている」という趣旨の内容が書かれていました。要素は2つ書かれていましたが、そのうちの1つは世間で耳にするものよりもさらに限定的なものでふーん、と何とも言い難い感情に私は支配されました。例をあげるとプチトマトだけ好きみたいな表現で、でかい普通のトマトはだめなんだね…みたいな気持ちです。何を言っているかわかりませんね。
とにかく書かれていた内容から今後の展開を予想できてしまい、話が面白かった分とても残念でした。
原作者のTwitterでは「○○が好き」と書かれていたのでファンの方には周知の事実かもしれませんが、私はこの作品が初めてでしたのでもちろん全く知らず、漫画原作にもかかわらずあとがきを読んだことで原作者の性癖と今後の展開という2つの知らなくていいことを知りました。せめて○○が好きなんですが今作にはこの要素が含まれているのでしょうか?と含みを持たせてほしかったです。それかフェイク性癖(?)を忍ばせるとか。
ということで私のような哀れな存在がまた誕生してしまうので作画担当の方のあとがきを読んだら速攻閉じるもしくは1ページ飛ばすことをおすすめします。原作者の性癖が知りたい人は飛ばさずに読むことをおすすめします。
最初にも書きましたが本編はとても面白いです。
次巻以降で私の確信に限りなく近い予想が裏切られるような展開が待っていることを楽しみにしています。
ちなみに私はトマトは苦手です。