このレビューはネタバレを含みます▼
広告から気になって購入。メリハリのついた画面構成と立体的な描写が印象的でした。
作者さんは画力高いですねぇ。羨ましいです。
開始何ページかは何気ない日常を描いた内容でしたが、絵の巧さと実際に起こりうるかもしれない親近感のある内容のニュースがリアリティと言うべきか緊張感漂うものを成しておりこれからどうなるんだろうとこの時点でもうわくわくしてしまいました。
読み進めていくとやはり、ショッキングな内容が多かったです。グロかったり倫理的にやばかったり(汗)
こういう漫画にありがちなのは、内容がエグくても絵が汚くて何をやっているのかいまいち分からずただただ不快ってやつなのですがその点この作品は快適でいいですね(ひどく個人的な意見ですが笑)。
続きが気になるので次の巻も購入しようと思います。
ただ、日常と非日常の差を楽しむ路線の漫画としてリアリティに直結する設定はとても大事だと思うのですが、それがガバガバだと今後判明したらすごく嫌ですね。施設の者たちは捕まえてきた人間をどう活用しているか(コスパは良いか、組織として成り立っているか。ただでさえ人口減少に喘ぐ世界観のようですし)や、捕まった人間の身元はちゃんと調べているのかなど物語の結末以外にも気になることはいっぱいです。