このレビューはネタバレを含みます▼
1話目の鉛筆削りから「?」って感じだったけど、終始タエ子が可哀想で読んでいてモヤモヤする。分数の割り算の話はタエ子の疑問に対して、自分も本質がわかっていないから「とりあえず逆さにしとけ」としか説明できないお姉ちゃんにも一因があるのに、姉や母、祖母に馬鹿にされていて気の毒。父親もよくわからんところでいきなり殴ったり、ただの学生演劇の依頼を芸能界という飛躍した視点で禁止したりする。唯一の良心であるトコちゃんは転校しちゃうし。
昭和だからなのか、三姉妹の末っ子で邪険にされがちだったのか、はたまたどちらもなのか。ただ、「雨の日と晴れの日とどちらが好き?」の件は良かった。