このレビューはネタバレを含みます▼
今までもこの作品が好きすぎて、そしてあまりのストーリーの良さに毎話頭を抱えてたけど、今66話を読んで本当にもうどうしたらいいか分からなくなってます…(明日も仕事なのにもはやそれどころではないしなんで明日も仕事なんだ??)。セリフは一切ないけれどハギョンのことが本当に本当に好きだったんだなっていうのがこれ以上ないほど伝わってきて苦しすぎて…。
読んでいてずっと思ってたけど、ユンソンがあまりにも素敵すぎてこの先ユンソン以上に理想の攻めだと思える攻めに出会える気がしません…。本国で多情攻(とても優しくて思いやりがある攻め)の代名詞って言われてるのも納得できます。しかもめちゃくちゃ一途で。名刺の場面とか所々さりげなく牽制してるところも刺さります。
受けのハギョンは家族思いで頑張り屋で、だけどそのハギョンが置かれている状況がこれまた苦しくてハギョンの恋がすんなりとは行かないように阻んでて。でもそのもどかしさがまた読んでてよかったりするんですよね。あと、指輪が出てくるエピソードがどれも印象的で、18話と39話が特に好きだなぁと思ってます。
韓国の苛烈で激しめのBLもいいけど、こういう穏やかで切ないお話も本当にいいなぁとしみじみ思います。ストーリーや絵の描写が丁寧で美しくて、ストーリー重視でなおかつめちゃくちゃ切ないお話が好きな人はぜひ読んでほしいです。
いよいよユンソン視点で記憶喪失の背景とか分かってきて面白さに拍車がかかってきてて、改めてこの作品の最終話を見届けるまで絶対に死ねないです。頑張って生きます。