245さん

ツイッターで時々リツイートでお見かけしては、なんと鋭い着眼点を持ち、なんて感じた事をわかりやすく説いて下さる方なんだろうと思っておりました。
深爪式を買おうと思っていたのですが、深爪さんが時々家族の事や、子育てしている周りの人たちの話にとても興味を持っていて、まずはこちらから読んでみようかなと思い、購入させていただきました。

子育てしていると、本当に世界観がおかしくなり、以前深爪さんが子どもの奴隷になってしまったようなお友達の事を綴っているのを拝見し、まさに！と強く頷いてしまいました。
子育て中に〇〇なのは甘えだとか、母親はこうすべきみたいなもので囲われてしまうのもあると思いますが、案外世の中から許されない存在だったりして、居心地の悪さを感じる事があります。
深爪さんのように子育てしている人を慈愛の心で接して下さる方に出会うと、本当に救われた様な気持ちになりました。

わたしにも娘がいたり、いじめにあった経験があったので、とても共感するところが多く、何よりギャンブル好きな父との思い出が蘇って来ました。
パ〇ンコ行きたさにわたしを利用し、母には内緒だよと自転車の後ろに乗せられ、街中のパ〇ンコ屋さんに連れて行ってもらった事や、凧揚げをしようと車に乗せられオートレース場の隣の河原に置き去りにされた事。
お恥ずかしいながら自分の思い出の中の風景が蘇って来て、読み終えた時に涙してしまいました。
本当に購入させていただけて良かったなと思いました。

なお、パ〇ンコの〇の中にチを入れた状態でこのレビューを書こうとしたら、不適切な内容が含まれているとなり、投稿できなかったので、〇にて対応させていただきました。

バナー広告で見かけてはずっと気になってた作品でした。
世の中にはどうしようもない人っているんだなと、本当なのかな？と思うような父親がでてきましたが、わたしの同級生にもあの父親のような母親を持った子がいて、高校生になったとたんちょんの間を経営していたため、同級生とその友達をそそのかして働かせて捕まっていました。
そしてほとぼりが冷めた頃に、同級生は黒塗りの厳つい人の運転する車に乗って、わたしのとこに卒業アルバムを見たいと来た事がありました。その厳つい人が社長らしく、きちんとその子が18歳以上であるかを確認するためだったようです。
世の中本当に怖いです。

よくバナー広告で見かけては、試し読みしていたのですが、ついに購入を決めました。
市役所とは違う死役所。
亡くなった人たちにも一人一人生き様がありますが、そこにいる職員一人一人にも同じように生きていた場所があり、過ごしていた場所もあった訳で。
読めば読むほど生きることと死ぬことを考え、葛藤や矛盾を覚え。
色々な意味で死というものに向き合う事ができるストーリーだなと思いました。