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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • かわいそうなひと 分冊版

    勇の字

    紙本が出るなら絶対に買う
    ネタバレ
    2025年4月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 決して、美麗な絵ではないのだが、それがいい。物語の世界に入り込むのには、絵が良くも悪くも邪魔をしない。
    先に、主人公が大学になっているストーリーの方を読んで、同室者のモダモダした感情と、ミステリアスな今作の主人公(大学編では同室者が主人公)との間で、どのように恋が育つのか、その過去の話となれば読むしかないでしょう、との気持ちからよみ始めた作品でしたが、これが自分にとってどストライクな話でした。
    同意せざるを得ない状況を作られ、一方的に関係を持たされて、行為に慣らされた主人公がここから如何に反撃するか、というところで現在は連載中。
    最後まで見届けたい、と思います。
  • 百億の昼と千億の夜

    光瀬龍

    まごうこと無きSFのはずなのに
    2025年3月15日
    私がこの本を読んだのは、45年近く前のこと。
    少年チャンピオンで、萩尾望都さんがこの作品、百億の昼と千億の夜、の漫画の連載を始めると知り、漫画を読む前に原作を読んでおかなければ、という思いで読んだのだった。
    そして。
    私はこの作品の序章が大変好きだ。
    なんと詩的な始まりだろう。
    そして、だんだんと地球の歴史や、SFにふさわしい単語を交え、時を語り、そしてまた詩的に終わっていく。
    作品ラストの、一人残された阿修羅王の孤独と相まって、今でもこの冒頭を読むとゾクゾクする。
    私的に、光瀬龍の最高傑作だ、と断言する。
    何十億と、どうかその時々の主人公たちと旅をしてみて欲しい。そう願う一冊である。
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