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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 呪われ社長と癒やしの新婚さん契約

    間之あまの/カワイチハル

    うさぎのお嫁さん最高すぎる
    ネタバレ
    2025年4月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ すこしだけ不器用なスパダリ攻めと抜けてるところはありながら真っ直ぐで優しい受けの疑似恋愛と見せかけた幸せ新婚計画。
    偽装結婚といいつつずっと好き好きな新婚さんって雰囲気で2人のやり取りが可愛いです。

    獣人の世界ということもあってちょっと御伽噺っぽさを感じるコミカル&ふわふわ感がありつつ、平成BLみやラノベらしさを感じるご都合主義もありつつ、2人の関係にキャラや世界観の設定が活かされていて面白かったです。

    ただ一点、しっかりネタバレなりますが気になったところ。

    攻めの秘書である稲守さんが腐女子オタクっぽい言動をする場面がちらほらあり、受けのメイを囮にした作戦を勝手に決行した際、経緯説明の中で「怯える姿もそそるものが…」みたいなことを言ってる場面はさすがに引きました。
    安全を確信した上で一番合理的な手段だったとはいうものの、何も知らされないメイからすれば恐ろしい状況でしかなく、下手すればトラウマになっていてもおかしくない事件だったので、そこは一切茶化しをいれず謝罪するシーンなのでは…とかなり引っかかりました。

    主人公カップルの恋模様や設定がかなり好きでよかったのですが、上記が作中山場となるシーンでの出来事でしたためどうしても気になってしまい、星4とさせていただきました。
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  • シャチさんとラッコくん

    まつぼっくり/みずかねりょう

    糖度120%……!!!
    ネタバレ
    2025年4月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ とにかくずっっっと甘々溺愛でした。
    作中ちょっとした事件はありますがそれもマシュマロココアにシナモンくらいのスパイス感で、構成成分は糖度オンリーと言っても過言じゃないくらい全体甘いです。

    シャチさんの溺愛囲い込みもなかなかですが、それを受けるラッコくんもずっとにこにこドキドキしながら嬉しそうなのがたまらなく可愛いです。

    全編通してシャチさんとラッコくんのふわふわとした相思相愛っぷりを描いていて、ただただ甘い作品が見たかった私は"これが見たかった!!!"に出会えました。
    ハッピーで可愛い溺愛BLが読みたいという時にまさに!な作品だと思います。
  • 臆病な従騎士の僕ですが、強面騎士団長に求愛宣言されました!

    大竹あやめ/尾村麦

    溺愛だけどちょっとビターでした。
    ネタバレ
    2025年3月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 全体的にストーリーは面白く楽しめたのですが、甘々で可愛いBLを求めてるとちょっと違うかも。
    一見ピュアで試し読みではあまり予測できないのですが、いわゆるBLあるあるの"暗い過去持ちの受け"です。
    これが私はやや地雷要素なので、キャラも話も良かったのですが星3にさせていただきました。

    以下、内容ネタバレになりますが、上記地雷要素について。
    受けは人身売買の被害者で身売りをさせられていた過去があります。
    自分はこの手の奴隷・身売り系被害描写が苦手要素なため、もし同じような嗜好の方は注意。

    一方で受けはかなり性愛に対して鈍感な描写をされており、男娼の経験知識とチグハグでやや不自然なピュアさなのが気になりました。
    後半に相手の性愛を利用して手玉に取る手法を使っている描写があり、受けが出自を隠すためにピュアを演じていると見る方が自然かと思うのですが、騎士団の同僚からの下心には本当に気づいていない様子なので??
    そういった点で受けのピュアで可愛い属性に対し、重い過去から構築される人間性の折り合いがついていない感は否めませんでした。

    攻めについては不器用ながらも一貫して受けを大切に真っ直ぐに愛してくれているスパダリ寄りの溺愛攻めで良かったです。

    長々書きましたが、ストーリーは試練を乗り越えて成長していく受けとそれを護り支えてくれる攻めのお話で、起承転結も読み応えがあり面白かったので、地雷じゃないよって方はとても楽しめる作品だと思います。
  • 魔王と村人A 転生モブのおれがなぜか魔王陛下に執着されています

    秋山龍央/さばるどろ

    キャラに魅力を感じなかった
    ネタバレ
    2025年2月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 執着攻めといっても攻めが精神的に子供のまま、親からの愛情を欲する子みたいな執着で、ちょっと受けが可哀想になりました。

    個人的に執着攻めは受けを手に入れて愉悦や恍惚に浸るってところが醍醐味のひとつだと思っているんですが、本作では受けの裏切り(誤解)に対する八つ当たり的な言動と感情が強く、なかなか素直になれずキツく当たったことに対してリカバリーもあまりなし。

    また、受けの方も攻めからの仕打ちを最初からほぼ抵抗せず受けとめてる割に、受け→攻めに対する愛情・その仕打ちを受け止めている土壌になる感情がイマイチわからないです。
    受けの言動も幼く変に鈍感で、こちらもかなり自己中心的な自己犠牲精神の持ち主です。

    ベッドシーンは特に顕著で、過度な焦らしや羞恥プレイを敷く攻めと、感じてはいるもののずっと嫌がってる態度の受けって感じで結構無理やりに近くて自分には合わなかったです。

    全体的にキャラがシチュエーションのために動かされてるように思えて、壮絶な設定なわりにキャラもストーリーも薄く魅力を感じられませんでした。